液漏れしない空き缶つぶし器を使ってみる(缶クラッシャー : 満天社 カンクシャポイ)

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コロナ禍で自宅にいることが多くなり、増えていくゴミ。空き缶と空きペットボトルで狭くなっていく部屋をなんとかしたくて以前から気になっていた空き缶つぶし器(缶クラッシャー)を買ってみました。

(部屋を汚さないように)つぶした缶の中の液が漏れづらい密閉型のこの製品を選んでみましたが、実際に使ってみて良い感じでしたので、今回はこの空き缶つぶし器を紹介します。


■液漏れしない(密閉型)空き缶つぶし器の使用感

●本機の特徴

(私が思う)本機の特徴は5つあります:
  • 密閉型:つぶした缶の液漏れで部屋を汚しません
  • 小型(直径:約8.7cm、高さ:約20.5cm):場所をとりません
  • 軽量(重さ:約370g):樹脂製なので軽量です。造りはしっかりしていて耐久性も十分にあると思います。
  • 安い(1,566円 [2021.9.20現在])
  • 350ml, 500mlアルミ缶専用:スチール缶はつぶせません
特に密閉型であることと、小型・軽量であることが私のニーズにマッチしていたので、購入の決め手となりました。
500mlアルミ缶との比較

本機は以下の4つのパーツからなっています。
アルミ缶つぶし『カンクシャポイ』の4つのパーツ

収納時はすべてのパーツは本体に収まるので、場所をとりません。


●使い方

一般的な空き缶つぶし器は、てこの原理や足の力を使って力技で一気に潰すタイプが多いですが、本機は小型であることを優先し小さな力でつぶせるように以下の2つのステップで缶をつぶします。
  • ステップ1:缶にねじれを入れる
  • ステップ2:缶をつぶす
ここでは500mlのアルミ缶を例につぶし方を紹介します。


・ステップ1:缶にねじれを入れる

まず空き缶をホルダーに入れます。

※350ml缶の場合はこの時に缶の下(缶とホルダーの間)にアジャスターをセットします。

ホルダーを本体にセットしてフタをはめて手のひらで最後まで押し込みます。
まずは缶にねじれを作ります

缶を本体からホルダーごと取り出せば、ねじれた缶が出てきます。

この取り出しには少し力が必要です(350ml缶の時の方が楽です。)。


・ステップ2:缶をつぶす

ステップ1でねじった缶を本体に入れて、缶の上からホルダーとフタをセットして『両手で』押し込めば缶つぶしは完了です。
ねじれた缶をつぶします

『両手で』と書いた通り、ここも少し力が必要です。上から両手で体重をかけるようにして押すとうまくいきます(これも350ml缶の時の方が楽です)。

つぶした缶を本体から取り出すとこんな感じです。見事なつぶれ具合ですね。
アルミ缶つぶし器『カンクシャポイ』使用のビフォー・アフター(500ml缶)

空き缶の体積は1/3ぐらいになっています。
(350ml缶の場合は500ml缶の場合よりもっとぺしゃんこになります。)


●使ってみて

・使用感

缶をつぶすのに2手間(2ステップ)必要ですが、密閉型なのでつぶした缶から液が漏れて周囲を汚す心配がありません(実際使ってみても漏れませんでした)。場所を選ばずにダイニングやリビングでも空き缶をつぶすことができます。
手でつぶすよりも、確実に缶の体積を小さくすることができます。空き缶を入れたゴミ袋が以前より重くなっていると、この缶つぶし器の効果を実感します♪

よく考えられている製品だと思います。350ml, 500mlのアルミ缶に特化したことで、樹脂製の小型・安価な製品を実現しているところがナイスです。
足で潰すタイプのような爽快感(ストレス発散😅?)はありませんが、実用的で比較的弱い力で潰すことが可能なので女性にもオススメではないでしょうか。


・耐久性について

本体とフタは分厚いABS樹脂製で全く壊れる感じがしません。
ホルダー(ポリプロピレン製)は開いたり閉じたりするので耐久性が気になるところですが、ここもよく考えられています。底の部分と羽根(?)の部分は別パーツになっていてこちらも壊れる気がしません。

そこらへんも含めて、耐久性の確認についてはこれからになります。

【2024.4.5追記:耐久性の実績
1日2,3本ペースで500ml缶をつぶし続け、使い始めから約2年半経ちますが(=合計2000本ぐらいつぶした計算です)、本体のフタ付近の部分にヒビが入ってきました(実使用上はこの状態でも全く問題ありません)。
2000本ぐらい潰してヒビが入ってきました

(実際に缶をつぶしてみて、350ml缶の場合は500ml缶ほどカンクシャポイに物理的負荷はかからないので、350ml缶のみをつぶし続ける場合は(今回のような)ヒビが入るまではもっと本数がかかると思います。)

ただし、これ以上ヒビが広がると本体が割れてしまう恐れがあるので、接着剤で補強しておきました。
ヒビ割れの修復に使用した接着剤

プラスチックを強力に接着する時に『ウルトラ多用途』と瞬間接着剤の組み合わせは無敵だと思います。

先ずウルトラ多用途で接着して、その周りを瞬間接着剤で固めれば、それなりの強度が確保できています(缶をつぶしても大丈夫です)。
(本件、私化学系はド素人なので経験則からの個人の感想です)


【注意事項】

繰り返しになりますが、本機でスチール缶は潰せません(恐らくスチール缶を潰すには本機の強度が足らないのだと思います)。
この点に関して本機は多少の工夫をしていて、フタの部分に磁石(マグネット)を付けています。ココに缶を近づけて『くっつけばスチール缶』、『くっつかなければアルミ缶』というわけです。

といいつつ、日本国内で発売されている飲料の缶は『スチール』『アルミ』の表記がありますし、本機能がどこまで実用的かは…😅。


●改善要望点

唯一の要望点として、本体に缶のつぶし方の2ステップをプリントして欲しかったなぁ。
『カンクシャポイ』本体裏面


ペットポトル用にもこのような製品がないですかね🤔。
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【2022.1.4追記】
ペットボトルつぶし器も良いのを見つけたので以下の記事で紹介しています。
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あ、『氷結無糖レモン』は美味しいですよ😋。
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