いきなり販売が始まったXiaomi Smart Band 10。今回は速攻で買いしました😋。
Xiaomi
Smart Band 9からの乗り換えになります。
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Xiaomi Smart Band 9 vs. Xiaomi Smart Band 10 |
昨夜に届いたばかりなのでまだ未確認の項目もありますが(確認次第、逐次追記します)、今回はXiaomi Smart Band 9と比較しつつ、Xiaomi Smart Band 10の使用感を紹介します。
■Xiaomi Smart Band 10と9の使用感比較レビュー
●本体仕様(Xiaomi商品ページおよび取説より)
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Xiaomi Smart Band 10 スマートウォッチ 1.72大画面体験 21日間連続使用 輝度1500nits 視認性 強化されたスイミングモード 9軸モーションセンサー搭載 24時間健康管理 睡眠モニタリングアップデート スマートバンド 着信通知・LINEアプリ通知 iPhone&Android対応 ミッドナイトブラック -Amazon |
今回の10は通常品とセラミックエディションの2種類のエディションが用意されています(このエディションの違いは外観とその寸法・材質のようです。電気的な仕様は全く同じです)。
主な仕様は以下の通りです(セラミックエディションは除く):
- ディスプレイ:
- 画面:1.72インチ有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ
- 解像度:212×520ピクセル
- 輝度:HBM 1500nits(自動輝度調整機能付き)
- センサー:
- 加速度計
- ジャイロスコープ
- 電子コンパス
- 光学式心拍計とパルスオキシメーター
- 環境光センサー
- 重量:15.95g(ストラップを除く)
- サイズ:46.57×22.54×10.95mm(心拍センサーを除く)
- 対応手首外周:135~210mm
- 素材:アルミニウム合金フレーム
- バンドストラップ:熱可塑性ポリウレタン
- バッテリー容量:Li-Poバッテリー、233mAh
- 充電タイプ:磁気充電
- 充電時間:約1時間
- 持続時間:21日間(標準使用モード)
- 防滴等級:5 ATM
- 動作温度:0~43℃
- データ接続:Bluetooth® 5.4
- アプリ:Mi Fitnessアプリ
- ハプティックモーター:リニアモーター
- オペレーティングシステム:Android 8.0またはiOS 12.0以降
- カラー:ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ
- パッケージ内容:クラウン×1、ストラップ×1、充電ケーブル×1、取扱説明書×1
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付属品は充電ケーブルと取説(日本語対応) |
9からの大きな変更点としては、ディスプレイ性能の向上と電子コンパスの新規搭載でしょうか。
(電子コンパスって何に使ってるんでしょうね🤔?まだ未確認ですが非常に興味があります。)
●対応アプリ(Mi Fitness)
Xiaomiのスマートウォッチ・スマートバンドを使っている方にはおなじみのアプリですね😋。
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Mi Fitness (Xiaomi Wear) -Google Play |
Xiaomi Smart Band 7まで使えていたZepp Lifeアプリは今回の10でも使えませんが、Zepp Lifeアプリからデータをインポートすることはできます。
●アプリの使い方
・本体とアプリ(Mi Fitness)のペアリング
ペアリングは特に難しいことはないと思います。
購入したXiaomi Smart
Band
10を充電状態にして画面をタップすると、バンドは言語設定に続いて下の写真のようなMi
Fitnessアプリのダウンロードを促す画面になります。
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アプリをダウンロードして起動し、『デバイス』画面で『デバイスを追加』を選択します。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
あとは画面の指示に従うとペアリングが完了します。
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ペアリング完了~ |
●Xiaomi Smart Band 10の使用感(9との比較)
以下、Xiaomi Smart Band 9との比較をメインに10の使用感を紹介します。
・画面表示
- 画面の大きさ
画面サイズは1.72インチで9(1.62インチ)でより大きくなりました。解像度も輝度も上がって見易くなりましたね。
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Amazon商品ページより |
- 消費電力を抑えるウォッチフェイス
10にも9と同様に常時表示のときに消費電力を抑える専用のウォッチフェイス(常時オンディスプレイ)が用意されているようです。
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右が『常時オンディスプレイ』(Mi Fitnessアプリ画面) |
常時オンディスプレイがオンの時には、ホーム画面を呼び出した時だけ『ホーム画面』の画面になります。それ以外は『常時オンディスプレイ』の画面です。
本機で採用している有機ELディスプレイは黒色が多いほど消費電力が抑えられるのでこれは有り難い機能ですね😋。
- 直射日光下での視認性
太陽光の下での画面の視認性はバッチリです。9より向上したと感じます。輝度が上がったからでしょうか。
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直射日光下での視認性(この画像がイマイチなのは撮影しているカメラが悪いのです) |
(この画像だと誤解されかねないですね😝。もっと良い画像が撮れたら差し替えますね😅。)
ホーム画面を表示させると一瞬暗めですが、手首を動かさないでいると瞬時に(周囲の明るさに応じた)輝度になります。スリープ解除の誤作動対策やバッテリーの持ちを考慮した細かい配慮だと思います😋。
・本体の操作性(UI)
本体の操作性はXiaomi Smart Band 9と10とで大きな差異はないと思います。
ここら辺は9を踏襲しているようで戸惑い等がなく使い易いですね😋。
・心拍数の測定
- 測定時間
測定時間は、手首を安定させていれば(動かさなければ)、10秒ぐらいというイメージです。Xiaomi Smart Band 9(2~3秒)よりかなり長くなってますね。なんでだろ🤔?
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心拍数を測定中… |
- 測定結果の表示
測定結果として(小さい表示ですが)過去12時間の履歴もグラフで表示されます。
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心拍数の結果表示 |
画面をスワイプ(スライド)すると(詳細は分かりませんが)血中酸素濃度(SpO2)と連携しているらしいデータも表示してくれます。
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血中酸素濃度(SpO2)と連携したデータの表示 |
アプリでの表示はこんな感じです。
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心拍数のアプリでの表示(Mi Fitness画面) |
- 測定精度
以前のモデル(Mi Band 2)の時に電極式(胸につけるタイプ)の心拍計(ハートレートセンサー)と比較していますが、安静時(動かない時)はかなり良い精度でした。。
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ただしMi Band
2の場合、運動している時の計測は全く役に立たないレベルの測定結果だったので、当時は「これが光学式心拍計の限界かな」と思っていたのですが、Xiaomi
Smart Band 10はどうですかね
ここらへんは引き続き検証してアップしていきたいと思っています。
- 【特記事項😍】心拍数ブロードキャスト機能(新機能 🆕)
今回の10が搭載したとても大きな新機能です。サイクルコンピューターなどの(BLE心拍数プロトコルに対応した)外部機器とBluetooth経由でペアリングしてハートレートモニター(心拍計)として動作し、心拍数データを外部機器に送信することができます。
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Amazon商品ページより |
専用(胸に付けるタイプなど)のハートレートモニター(心拍計)を使ってのサイコン(サイクルコンピューター)との連携はサイクリストの方々にとってはおなじみですよね😋。
それがXiaomi
Smart Band 10で出来るようになったことは特筆です🤩!(対応規格はBLEのみです。ANT+には対応していないようです。)
本機能はまだ未使用ですが、できるだけ早く使ってみて使い方・使用感をアップするつもりでいます。
(特にXiaomi
Smart Band
10の心拍センサーは光学式なので、サイクリング中の振動による測定値のばらつきが気になるところです。)
・血中酸素濃度(SpO2)の測定
Xiaomi Smart Band 10はXiaomi Smart Band
9同様に血中酸素濃度の常時測定(自動測定)に対応しています。
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血中酸素濃度測定 |
本件の詳細については別記事で詳しく紹介する予定です。
・スポーツモード(ワークアウト)について
スポーツモード(ワークアウト)についてですが、私は使っていない機能なので今回どんな更新がなされたのか分かりません🙇。
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Amazon商品ページより |
・他社アプリとの連携
Xiaomi Smart Bandがスマートバンドとして他社の追従を許さなかったのは以下の通りです:
- サードパーティ製のアプリ・製品(バンド・ケーブルなど)が豊富:
- Xiaomi Smart Bandは世界的に人気が高いので、サードパーティがいろいろと開発しています。お陰で純正品だけでは出来ない様々なことが実現できています
- 特にサードパーティ製のNotify for Xiaomi & Mi Fitnessアプリを使えばMi Fitnessアプリ以上のことが可能です:
- スマートホームのトリガー・アクションとして使えます(IFTTT・Tasker・ Automateと連携できます)
- 睡眠解析アプリSleep as Androidとも連携できます
- もちろんGoole Fit、ヘルスコネクトとも連携できます
- Google Fit・ヘルスコネクトとの連携
上記のうち、Google Fit・ヘルスコネクトとの連携は『Mi Fitness』アプリで行うことができます。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
- Notify for Xiaomi & Mi Fitnessアプリとの接続
・バッテリーの持ち
どれぐらいバッテリーが持つか、はとても重要ですよね。
ですが、本件はまだ買ったばかりなので分かりません😅。ただいま確認中です(確認取れ次第アップします😋)。
【前提条件:バンドの設定】
現在確認中の主な設定は以下の通りです。血中酸素レベルの測定以外は初期設定(出荷時設定)のままにしています。
- ウォッチフェイス:出荷状態
- 『アプリ通知』:オン
- 『着信』:オン
- 『アラーム』:設定なし
- 『イベント』:設定なし
- 『天気予報』:設定なし
- 『世界時計』:設定なし
- 『心拍数』の連続モニタリング:スマート
- 『睡眠」の高度なモニタリング:OFF
- 『血中酸素レベル』の終日トラッキング:オン
- 『ストレス』の終日モニタリング:OFF
- 『スタンディング』の立ち上がることをリマインド:OFF
- 『統計』の目標達成リマインダー:オン
- 『活力スコア』の設定の目標達成通知:OFF
- 『バイブレーション』:デフォルト(全項目)
- 『スリープモード』:OFF
- 『DNDの同期』:オン
- 『ディスプレイ(※)』:
- 明るさ:自動
- 自動ロック:5秒
- 持ち上げてスリープ解除:設定時刻(8:00〜22:00)にオン
赤字:出荷時設定からの変更点
※:ディスプレイの設定はアプリではなくバンド本体の『設定』で行います。
・充電について
- 充電ケーブルの互換性
充電ケーブルは専用ケーブルです(USB type-Aからの給電です)。Xiaomi Smart Band 8/9の充電ケーブルと互換性があります。
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Xiaomi Smart Band 10充電ケーブル |
8/9用に購入したUSB type-CプラグをXiaomi製スマートバンドの充電用ヘッド(接点)に変換してくれるアダプターは今回の10でも使えます。
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Seltureone【新登場】【1個】Xiaomi band 8 / Xiaomi smart Band 8 Active用変換アダプター Type-C対応 redmi watch 3 active変換アダプター 急速充電 mi band 8 pro/mi band 8 / Redmi Watch 3 active/Redmi Band 2に対応する ブラック - Amazon |
- 充電時間
購入したばかりなので、まだバッテリーが0%になっていないため😅、まだ確認できません。
仕様上の充電時間は『約1時間』です。
参考ですがXiaomi Smart Band 9のバッテリーの充電時間(実測値)は:
- Xiaomi Smart Band 9の充電時間(0%⇒100%):74分
だったので、10もこの程度は期待できると思います。
確認したらアップしますね😋。
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Xiaomi Smart Band 10充電中~ |
10の充電電流は実測してみてますが30mAでした(ちなみに9の充電電流は150mA)。
9と比べると少なすぎですね。なんでだろ🤔???
(ひょっとしたら既に70%充電されていたので充電電流に何らかの調整が入っているのかもしれません。)
本件は今後フォローしていきます。
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ただいま充電中~。10の充電電流は30mA(🤔?) |
・装着について(外形寸法およびバンド)
- 外形寸法・重さ
Xiaomi Smart Band 10の寸法・重さを9と比較してみるとこんな感じでだいたい同じです。
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実際に腕に装着してみても差を感じません。
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外形寸法の比較(Xiaomi Smart Band 9 vs. 10) |
画面サイズ(表示領域)の違いで、一見10の方が大きく見えますが、外形寸法はほぼほぼ一緒です。
- バンドの互換性
Xiaomi Smart Band 10のバンドは8/9と同じセパレートタイプです。
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10のバンドは8/9と同じセパレートタイプ |
取り付け構造も8/9と互換性があります。機械的にしっかりした構造になので、サードパーティ製のバンドも安心して購入・使用することができます。
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Xiaomi Smart Band 10と8/9ではバンドの互換性があります |
私は8から使っているメタルバンドを今回も使用しています。
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8/9で使っていたものをそのまま10に付け替えましたが、長さ等に何の問題もありません。良好です😋。
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Xiaomi Smart Band 8/9で使っていたメタルバンドを10に付けたところ |
本メタルバンドはゴム製バンドで感じるチープさが無くていい感じです♪
(余談ですが、ゴム製バンドって若者が着けてるとカッコ良いと思うんですが、私のようなオッサンが着けるとみすぼらしいんですよね😅(個人の感想です)。)
●改善要望点
- 血中酸素濃度(SpO2)についてもブロードキャスト機能に対応して欲しいです
- 本体の充電が完了した時にはスマホで派手に通知して欲しいです
●まとめ
半日しか使っていないのでまだまだ分からないところもありますが、9より良さげです😋。
外形がほぼほぼ変わらないのに機能アップしているところが◎です。
心拍数のブロードキャスト機能は(まだ使っていませんが)待ちに待っていた機能です!
未確認な部分は確認できしだい逐次追記していきますね😋。
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Xiaomi Smart Band 10 |
【おまけ】ペブルモード・ネックレスモード
なお、今回の10は8/9に引き続き- ランニングクリップ(ペブルモード)
- ペンダント(ネックレスモード)
に対応しています。
XiaomiやAmazonのページではネックレスモードしか紹介していませんが、アプリにはペブルモードが用意されているので問題なく対応しているようです。
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ペブルモード・ネックレスモード(Xiaomi商品ページより) |
これらのモードについても確認が取れ次第アップしますね。
📅本記事のオリジナル公開日:2025.6.29