バンドだけではなく、ネックレスと靴への取り付けも出来るようになったXiaomi Smart
Band 9。
せっかくなのでランニングクリップに付けてウォーキングで使ってみました(ペブルモード)。
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Xiaomi Smart Band 9 ランニングクリップ |
Xiaomi Smart Band 9のバンドモードでのレビューは既に紹介しましたが、今回はこのペブルモードでの使用感の紹介になります。
■Xiaomi Smart Band 9をランニングクリップで靴に付けて使ってみる(ペブルモード)
目次[非表示]
●使用するハード・アプリ
・ハード(ランニングクリップ)
Xiaomi Smart Band
9にはランニングクリップは付属していないので別途購入する必要があります。
購入したランニングクリップはコレです。Xiaomi Smart Band 8向けのクリップで8の時に購入しましたが、8と9はほぼ外形が一緒なので流用が可能です(個人の感想です。8と9は微妙に外形寸法が異なるので外れる可能性もゼロではないと思います。本件、本ブログと筆者は一切の責任を負いません。)。
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Xiaomi Smart Band 8 専用 ランニングクリップ プロトレーニング -Amazon |
Xiaomi純正品です。Amazonで1355円でした(2023.11.13時点)。
- 製品仕様(取説より、および実測値)
- 色:緑&黒(側面)
- 材質:ポリカーボネート(PC)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)
- サイズ(実測):長さ52mm x 幅27mm x 厚み20mm
- 重さ(実測):9g
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付属品は取説(日本語対応)と、クリップから本体を取り外す時に使うヘラ(緑色シート) |
・アプリ(Mi Fitness)
使うアプリはコレです。
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Mi Fitness (Xiaomi Wear) -Google Play |
Xiaomi純正のアプリです。
●使い方
・ペブルモードへの変更方法(アプリの設定)
設定は簡単です。アプリでペブルモードを選択するだけです。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
ペブルモードを選択すると、ランニングクリップとしての取り付け方法のガイドが表示されます。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
ガイドを見終わると設定完了です。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
・ペブルモードで有効な機能
ペブルモードはワークアウトに特化したモードなので、使える機能が限定されています。
主な機能の有効/無効は以下の通りです。
- 時計:有効ではありません
- 通知:有効ではありません
- 心拍数計測:有効ではありません
- 血中酸素濃度(SpO2)計測:有効ではありません
- 睡眠計測:有効ではありません
- 歩数計測:有効です
- 各種アクティビティ計測:有効です
- ワークアウト(エクササイズ計測):有効です
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
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Mi Fitnessアプリ画面 |
手首に付けない使い方なので(=本体背面のLEDセンサーが使えないので)、心拍数・血中酸素濃度の測定が出来ないのは理解できます。
ワークアウト中で靴に付けているので、時計・通知・睡眠解析も不要ですね。
・靴へのクリップの取り付け
このランニングクリップにはロック付きの開閉ボタンが付いているので、靴紐をしっかり挟み込んで容易には外れないと思います。
また外す時も開閉ボタンを押すだけのワンタッチなので簡単だと思います。
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靴紐を挟むクリップ |
靴紐を挟むクリップ部の隙間は実測で3mmです。
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靴紐を挟むクリップの隙間 |
靴紐自体を挟むには問題ないと思いますが、結び目を挟むのはちょっとしんどいかもしれません。
・クリップへのXiaomi Smart Band本体の取り付け
Xiaomi Smart
Band本体って、(普段はバンドに付けていて)ワークアウトの時だけはランニングクリップに付け替える使い方だと思うのでクリップとの取り付け易さ・取り外し易さは大切ですよね。
ランニングクリップへの取り付けはクリップのゴム枠にXiaomi
Smart Band 9本体を嵌めるタイプです。
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クリップへの取り付け |
取り付けは簡単ですが、取り外しは結構力が要ります。ワークアウト中に不用意に外れないことを考慮した設計なのだと思います。
●使用感(ワークアウト(ウォーキング)で使用)
1時間2分間のウォーキング(と言うよりのんびりした散歩😅)で実際に使ってみました。
・靴への取り付け具合
靴紐に取り付けましたが、クリップが外れる気配は全くありません。
また、クリップから本体が外れる心配もないと思います。
耐久性の確認は今後になります😋。
・本体の表示
ペブルモードの時はワークアウトの計測中も含めて基本的に本体表示はありません。
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ペブルモード中の本体表示:なし(真っ黒です) |
無駄なバッテリー消費を抑える意味でいい感じですね。
ちなみにワークアウトの計測開始前に画面をタップするとワークアウトの開始を促す画面になり、スワイプするとペブルモードを解除するかどうかの画面になります。
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ペブルモード中の本体表示 |
これ以外の操作は本体ではできません。 ワークアウトの開始・終了も含めてほぼほぼ全ての操作はアプリから行います。
・アプリの使い勝手・計測内容
ウォーキング(ワークアウト)を開始する画面はこんな感じです(地図上に現在位置が示されています)。
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ウォーキング(ワークアウト)開始(Mi Fitnessアプリ画面) |
『GO』ボタンを押すとウォーキング(ワークアウト)の計測が開始されます。
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ウォーキング記録中(Mi Fitnessアプリ画面) |
ウォーキング機能はスマホのGPSと連動しており、実際に歩いた場所が履歴として残ります
アプリで停止ボタン(⏸)を押すと、計測を一時停止させることができます。
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ウォーキング記録一時停止(Mi Fitnessアプリ画面) |
この時本体の画面をタップすると一時停止中であることが表示されます。
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ウォーキング(ワークアウト)一時停止中(画面タップ時) |
ワークアウトを完全に終了させるにはアプリの画面で終了ボタン(⏹)を長押しします。
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ウォーキング記録終了(Mi Fitnessアプリ画面) |
ウォーキングの記録が終了すると歩いたルートは地図上に表示されます。GPSサイコンみたいな感じですね。
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ウォーキングルートが記録されます(Mi Fitnessアプリ画面) |
アプリの『ワークアウト』の『ウォーキング』にはウォーキングの詳細なデータが記録されています。
記録されているのは:
- ウォーキングを行ったルート(地図)
- 距離・時間・活動kcal・ペース・歩数
- 着地パターン
- ペース
- ケイデンス(歩/分)
- ストライド(cm)
- GCT(設置時間)(ms)
- 衝撃力(BW)
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ワークアウト『ウォーキング』履歴(Mi Fitnessアプリ画面) |
また日々のアクティビティとしても反映・記録されます。
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Mi Fitnessアプリホームと歩数の画面 |
・バッテリーの持ち
ランニングクリップ使用時(ペブルモード)は限られた時間(ワークアウト時のみ)だと思うので、バッテリーの持ちはそれほど重要では無いかもしれませんが、一応書いておきますね。
今回のウォーキングで
- バッテリーの消費(1時間2分のウォーキング):1%未満(78%⇒78%)
でした。
ウォーキングを行った時間が短すぎるので1%よりどれだけ小さいかは分かりません(通知や心拍数等の計測がないのでバンドモードよりもバッテリー消費は少ないと思います)。
●改善要望点
- 靴紐を挟み込むためのクリップの間隔はもうちょっと広い方がいいような気がします。
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改善要望点 |
●まとめ
Xiaomi Smart Band 9をランニングクリップで靴に付けることにより。ワークアウト(ウォーキング)のケイデンスやストライド等の詳細なウォーキングの記録を残すことができます。
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今回はウォーキングでの用途を紹介しましたが、別のワークアウトでも試したらアップしますね😋。
【おまけ】Xiaomi Smart Band 9向け純正ランニングクリップ
本記事では8向けのランニングクリップを流用しましたが、Xiaomiから9向けの純正品も販売されています。
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Xiaomi Smart Band 9 ランニングクリップ プロトレーニング band 9 専用 アクセサリー -Amazon |