バンドだけではなく、ネックレスと靴への取り付けも出来るようになったXiaomi Smart
Band 8。
せっかくなのでランニングクリップに付けてウォーキングで使ってみました(ペブルモード)。
Xiaomi Smart Band 8 ランニングクリップ |
Xiaomi Smart Band 8のバンドモードでのレビューは既に紹介しましたが、今回はこのペブルモードでの使用感の紹介になります。
■Xiaomi Smart Band 8をペブルモード(ランニングクリップ)で使ってみる
●使用するハード(ランニングクリップ)
Xiaomi Smart Band
8にはランニングクリップは付属していないので別途購入する必要があります。
購入したランニングクリップはコレです。
Xiaomi Smart Band 8 専用 ランニングクリップ プロトレーニング - Amazon |
Xiaomi純正品です。Amazonで1355円でした。
・製品仕様(取説より、および実測値)
- 色:緑&黒(側面)
- 材質:ポリカーボネート(PC)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)
- サイズ(実測):長さ52mm x 幅27mm x 厚み20mm
- 重さ(実測):9g
付属品は取説(日本語対応)と、クリップから本体を取り外す時に使う緑色シート |
●使い方:ペブルモードへの変更方法(アプリの設定)
ペブルモードへの変更はXiaomi公式のMi Fitnessアプリで行います。
Mi Fitness (Xiaomi Wear) (-Google Play) |
設定は簡単です。アプリでペブルモードを選択するだけです。
Mi Fitnessアプリ画面 |
ペブルモードを選択すると、ランニングクリップとしての取り付け方法のガイドが表示されます。
Mi Fitnessアプリ画面 |
ガイドを見終わると設定完了です。
Mi Fitnessアプリ画面 |
●使用感
・ペブルモードで有効な機能
ペブルモードはワークアウトに特化したモードなので、使える機能が限定されています。
主な機能の有効/無効は以下の通りです。
- 時計:有効ではありません
- 通知:有効ではありません
- 心拍数計測:有効ではありません
- 血中酸素濃度(SpO2)計測:有効ではありません
- 睡眠計測:有効ではありません
- 歩数計測:有効です
- 各種アクティビティ計測:有効です
- ワークアウト(エクササイズ計測):有効です
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
Mi Fitnessアプリ画面 |
手首に付けない使い方なので(=本体背面のLEDセンサーが使えないので)、心拍数・血中酸素濃度の測定が出来ないのは理解できます。
ワークアウト中で靴に付けているので、時計・通知・睡眠解析も不要ですね。
・靴へのクリップの取り付け
このランニングクリップにはロック付きの開閉ボタンが付いているので、靴紐をしっかり挟み込んで容易には外れないと思います。
また外す時も開閉ボタンを押すだけのワンタッチなので簡単だと思います。
靴紐を挟むクリップ |
靴紐を挟むクリップ部の隙間は実測で3mmです。
靴紐を挟むクリップの隙間 |
靴紐自体を挟むには問題ないと思いますが、結び目を挟むのはちょっとしんどいかもしれません。
・クリップへのXiaomi Smart Band本体の取り付け
Xiaomi Smart
Band本体って、(普段はバンドに付けていて)ワークアウトの時だけはランニングクリップに付け替える使い方だと思うのでクリップとの取り付け易さ・取り外し易さは大切ですよね。
ランニングクリップへの取り付けはクリップのゴム枠にXiaomi Smart Band
8本体を嵌めるタイプです。
クリップへの取り付け |
取り付けは簡単ですが、取り外しは結構力が要ります。ワークアウト中に不用意に外れないことを考慮した設計なのだと思います。
・ワークアウト(ウォーキング)で使用してみて
1時間38分間のウォーキング(と言うよりのんびりした散歩😅)で実際に使ってみました。
- 靴への取り付け具合
靴紐に取り付けましたが、クリップが外れる気配は全くありません。
また、クリップから本体が外れる心配もないと思います。
耐久性の確認は今後になります😋。
- 本体の表示
ペブルモードの時はワークアウトの計測中も含めて基本的に本体表示はありません。
ペブルモード中の本体表示:なし(真っ黒です) |
無駄なバッテリー消費を抑える意味でいい感じですね。
ちなみにワークアウトの計測開始前に画面をタップするとワークアウトの開始を促す画面になり、スワイプするとペブルモードを解除するかどうかの画面になります。
ペブルモード中の本体表示 |
これ以外の操作は本体ではできません。 ワークアウトの開始・終了も含めてほぼほぼ全ての操作はアプリから行います。
- アプリの使い勝手・計測内容
ウォーキング(ワークアウト)を開始する画面はこんな感じです。
ウォーキング(ワークアウト)開始(Mi Fitnessアプリ画面) |
『GO』ボタンを押すとウォーキング(ワークアウト)の計測が開始されます。
ウォーキング記録開始(Mi Fitnessアプリ画面) |
ウォーキング機能はスマホのGPSと連動しており、実際に歩いた場所が履歴として残ります。
アプリで停止ボタン(⏸)を押すと、計測を一時停止させることができます。
ウォーキング記録一時停止(Mi Fitnessアプリ画面) |
ウォーキング(ワークアウト)一時停止中(画面タップ時) |
ワークアウトを完全に終了させるにはアプリの画面で終了ボタン(⏹)を長押しします。
ウォーキング記録終了(Mi Fitnessアプリ画面) |
ウォーキングの記録が終了すると歩いたルートは地図上に表示されます。GPSサイコンみたいな感じですね。
ウォーキングルートが記録されます(Mi Fitnessアプリ画面) |
アプリの『ワークアウト』の『ウォーキング』にはウォーキングの詳細なデータが記録されています。
記録されているのは:
- ウォーキングを行ったルート(地図)
- 距離・時間・活動kcal・ペース・歩数
- キロメートルスプリット
- 着地パターン
- ケイデンス(歩/分)
- ストライド(cm)
- 設置時間(ms)
- 衝撃力(BW)
- ケイデンス・ペース比
ワークアウト『ウォーキング』履歴(Mi Fitnessアプリ画面) |
またアプリのホーム画面にアクティビティとしても記録されます。
Mi Fitnessアプリホーム画面 |
- バッテリーの持ち
ランニングクリップ使用時(ペブルモード)は限られた時間(ワークアウト時のみ)だと思うので、バッテリーの持ちはそれほど重要では無いかもしれませんが、一応書いておきますね。
今回のウォーキングで
- バッテリーの消費(1時間38分のウォーキング):1%以下(96%⇒95%)
でした。
ウォーキングを行った時間が短すぎるので正確に1%かどうかは分かりません(恐らくもっと小さい値(例えば0.3%とか)と思っています。通知や心拍数等の計測がないのでバンドモードよりもバッテリー消費は少ないと思います)。
●改善要望点
- 靴紐を挟み込むためのクリップの間隔はもうちょっと広い方がいいような気がします。
改善要望点 |
- ここまで細かいデータを計測できるのですから、とにかくGoogle Fit(およびサードパーティ製アプリ)とデータを連携して欲しいです。
●まとめ
Xiaomi Smart Band
8をランニングクリップで靴に付けることにより。ワークアウト(ウォーキング)のケイデンスやストライド等の詳細なウォーキングの記録を残すことができます。
今回はウォーキングでの用途を紹介しましたが、別のワークアウトでも試したらアップしますね😋。