日本国内での販売が始まりましたXiaomi Smart Band 9。購入しました😋。
Xiaomi Smart Band 8からの乗り換えになります。
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Xiaomi Smart Band 8 vs. Xiaomi Smart Band 9 |
今回はXiaomi Smart Band 8と比較しつつ、Xiaomi Smart Band
9の使用感を紹介します。
■スマートバンドをXiaomi Smart Band 8からXiaomi Smart Band 9へアップグレードしてみる
目次[非表示]
●本体仕様
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Xiaomi Smart Band 9 スマートウォッチ 21日間連続使用 ディスプレイ輝度強化 環境光センサー搭載 クイックリリース構造 150種類スポーツモード スマートバンド 着信通知・LINEアプリ通知 iPhone&Android対応 ミッドナイトブラック - Amazon |
主な仕様は以下の通りです(Xiaomi商品ページおよび取説より)
- ディスプレイ:
- 画面:1.62インチ 有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ
- 解像度:192 × 490 ピクセル
- 輝度:最大1200nits(調節可)
- センサー:
- 加速度センサー
- ジャイロスコープセンサー
- 光学式心拍センサー
- 環境光センサー
- 重量:15.8g (ストラップを除く)
- サイズ:46.53 × 21.63 × 10.95 mm
- 同梱バンドストラップ:
- サイズ:135–210 mm
- 素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)
- 色:ミッドナイトブラック|グレイシャーシルバー|ミスティックローズ|アークティックブルー
- バッテリー:
- 充電タイプ:マグネット式充電
- 充電時間:約1時間
- 通常使用モード:最大21日間
- バッテリー容量:233mAh
- 防水性能:5 ATM
- アプリ:Mi Fitness
- モーター:リニアモーター
- 互換性:Android 8.0/iOS 12.0 以降を搭載したスマートフォンに対応
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付属品は充電ケーブルと取説(日本語対応) |
●対応アプリ(Mi Fitness)
8から対応アプリが変わりました。
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Mi Fitness (Xiaomi Wear) (- Google Play) |
Xiaomi Smart Band 7まで使えていたZepp Lifeアプリは今回の9では使えません🤯!
●アプリの使い方
・本体とアプリ(Mi Fitness)のペアリング
ペアリングは特に難しいことはないと思います。
購入したXiaomi Smart Band
9を充電して画面をタップすると、バンドは下の写真のようなスマホとのペアリングを促す画面になります。
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あとは画面の指示に従うとペアリングが完了します。
●Xiaomi Smart Band 9の使用感(Xiaomi Smart Band 8との比較)
以下、Xiaomi Smart Band 8との比較をメインに9の使用感を列挙します。
・画面表示
- 画面の大きさ
画面サイズは8と同じ(1.62インチ)です。見易さも同等です。
- 消費電力を抑えるウォッチフェイス
9にも8と同様に常時表示のときに消費電力を抑える専用のウォッチフェイス(常時オンディスプレイ)が用意されているようです。
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右が『常時オンディスプレイ』(Mi Fitnessアプリ画面) |
本機で採用している有機ELディスプレイは黒色が多いほど消費電力が抑えられるのでこれは有り難い機能ですね😋。
アプリでの表示はこんな感じです。
- 太陽光下での視認性
太陽光の下での画面の視認性は8と同等で見易いと感じます。
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実際はこの画像より見易いです |
ホーム画面を表示させると一瞬暗めですが、手首を動かさないでいると瞬時に(周囲の明るさに応じた)輝度になります。スリープ解除の誤作動対策やバッテリーの持ちを考慮した細かい配慮ですね😋。太陽光下でも視認性バッチリです。
・操作性
本体の操作性はXiaomi Smart Band 8と9とで大きな差異はないと思います。
ここら辺は8を踏襲しているようですね。
・心拍数の測定
- 測定時間
測定時間は、手首を安定させていれば(動かさなければ)、2~3秒というイメージです。Xiaomi Smart Band 8とほぼ同じですね。
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心拍数を測定中…。 |
- 測定結果の表示
測定結果として(小さいですが)過去12時間の履歴もグラフ表示されます。
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心拍数の結果表示 |
画面をスワイプ(スライド)すると(詳細は分かりませんが)血中酸素濃度(SpO2)と連携しているらしいデータも表示してくれます。
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血中酸素濃度(SpO2)と連携したデータの表示 |
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心拍数のアプリでの表示(Mi Fitness画面) |
- 測定精度
以前のモデル(Mi Band
2)の時に電極式(胸につけるタイプ)の心拍計(ハートレートセンサー)と比較していますが、安静時(動かない時)はかなり良い精度でした。。
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ただしMi Band
2の場合、運動している時の計測は全く役に立たないレベルの測定結果だったので、当時は「これが光学式心拍計の限界かな」と思っていたのですが、Xiaomi
Smart Band 8はどうですかね
ここらへんは引き続き検証してアップしていきたいと思っています。
・血中酸素濃度(SpO2)の測定
Xiaomi Smart Band 9はXiaomi Smart Band
8同様に血中酸素濃度の常時測定(自動測定)に対応しています。
本機能についてはこちらのブログ内記事(『Xiaomi Smart Band
9で血中酸素濃度(SpO2)を測定する』)で詳しく紹介しています。ご覧ください。
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リンク(本ブログ内):Xiaomi Smart Band 9で血中酸素濃度(SpO2)を測定する |
・スポーツモード(ワークアウト)について
スポーツモード(ワークアウト)についてですが、私は使っていない機能なので更新が分かりません🙇。
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Xiaomi商品ページより |
・他社アプリとの連携
Xiaomi Smart
Bandがスマートバンドとして他社の追従を許さなかったのは以下の通りです:
- サードパーティ製のアプリ・製品(バンド・ケーブルなど)が豊富
- Xiaomi Smart Bandは世界的に人気が高いので、サードパーティがいろいろと開発しています。お陰で純正品だけでは出来ない様々なことが実現できています。
- 特に7まで使えたZepp Lifeアプリが他のアプリ(Tools & Mi Bandなど)と連携できるので
- スマートホームのトリガー・アクションとして使えます(Tools & Mi Bandアプリを経由してIFTTT・Tasker・ Automateと連携できます)。
- Google Fitと連携でき他のアプリとのヘルスケア(フィットネス)データの共有が可能になります。
- Google Fitとの連携
上記のうち、Google Fitとの連携は『Mi
Fitness』アプリで行うことができます。
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Mi Fitnessアプリ画面 |
- Google Fit以外のアプリとの連携
8の実績からするとGoogle
Fit以外のアプリ(ヘルスコネクトなど)との連携も出来る筈ですが、本件は現在確認中です。確認が取れ次第アップしますね😋。
・バッテリーの持ち
どれぐらいバッテリーが持つか、はとても重要ですよね。
今回のアップグレード(8⇒9)は機能的に大きな更新が無く、一方でバッテリー容量は増量しているので、バッテリーの持ち時間の向上は期待できますね😋。
【前提条件:バンドの設定】
主な設定は以下の通りです。血中酸素レベルの測定以外は初期設定(出荷時設定)のままにしています。
- ウォッチフェイス:出荷状態
- 『アプリ通知』:オン
- 『着信』:オン
- 『アラーム』:設定なし
- 『イベント』:設定なし
- 『天気予報』:設定なし
- 『世界時計』:設定なし
- 『心拍数』の連続モニタリング:スマート
- 『睡眠」の高度なモニタリング:OFF
- 『血中酸素レベル』の終日トラッキング:オン
- 『ストレス』の終日モニタリング:OFF
- 『スタンディング』の立ち上がることをリマインド:OFF
- 『統計』の目標達成リマインダー:オン
- 『活力スコア』の設定の目標達成通知:OFF
- 『バイブレーション』:デフォルト(全項目)
- 『スリープモード』:OFF
- 『DNDの同期』:オン
- 『ディスプレイ(※)』:
- 明るさ:自動
- 自動ロック:5秒
- 持ち上げてスリープ解除:設定時刻(8:00〜22:00)にオン
赤字:出荷時設定からの変更点
※:ディスプレイの設定はアプリではなくバンド本体の『設定』で行います。
【2024.11.2更新】
この状態で
- バッテリーの持ち:6.9%/日
- 使用期間実測(100%⇒0%):14.4日間(345時間)
でした。
8はほぼ同じ条件で5.7%/日だったので、バッテリーの持ちはちょっと悪くなってしまった感じですね。
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バッテリーが減ってきた時の本体通知 |
- バッテリーセーバー機能
【2025.1.7追記】
本機はバッテリーセーバー機能を持っていてバッテリー残量が5%以下になるとバッテリーセーバーを有効にすることを促す通知がでます。
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バッテリーセーバーONを促す通知画面 |
この画面下の青い矢印をタップするとバッテリーセーバーが有効になります。
バッテリーセーバーが有効になるとウォッチフェイスが変わります。
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バッテリーセーバー有効時のウォッチフェイス |
黒色部が多く、表示もバッテリーの消費を抑える仕様ですね。
そして
- Bluetoothでのスマホとの通信はできなくなります
- ウォッチフェイスのスワイプもできなくなります
この時に確認できた有効・無効な機能は以下のような感じです。
- 有効な機能
- 時計
- 歩数計
- 無効な機能
- アプリ通知
- アラーム
- 『心拍数』測定
- 『血中酸素濃度』測定
- バイブレーション
要するに、(恐らくは)時計と歩数計以外は何も使えないようです。
確かにバッテリーの持ちは良くなりますが、何もできないので果たして意味があるのか…😅。
・充電について
- 充電ケーブル
充電ケーブルは専用ケーブルです(USB type-Aからの給電です)。Xiaomi Smart
Band 8の充電ケーブルと互換性があります。
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充電ケーブルは8と9でご完成があります |
8用に購入したUSB
type-CプラグをXiaomi製スマートバンドの充電用ヘッド(接点)に変換してくれるアダプターは今回の9でも使えます。
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Seltureone【新登場】【1個】Xiaomi band 8 / Xiaomi smart Band 8 Active用変換アダプター Type-C対応 redmi watch 3 active変換アダプター 急速充電 mi band 8 pro/mi band 8 / Redmi Watch 3 active/Redmi Band 2に対応する ブラック - Amazon |
- 充電時間
充電時間を測定したところ
- 充電時間(0%⇒100%):74分
でした。
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充電完了~ |
仕様上、充電時間は『約1時間』なので許容範囲内ですね😋。
ちなみにXiaomi Smart Band 8で実測したバッテリーの充電時間は:
- Xiaomi Smart Band 8の充電時間(5%⇒100%):53分
でした。
ちなみに本機(9)の充電電流は既に実測しており、150mAでした。
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ただいま充電中~。9の充電電流は150mA |
Xiaomi Smart Band
8の充電電流が210mAだったことを考えると、充電時間は少し長くなったのは納得(?)ですね。
・外形寸法およびバンド
- 外形寸法・重さ
Xiaomi Smart Band 9を実際にノギス・量りで測ってXiaomi Smart Band
8と比較してみました。
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長さ:
- Xiaomi Smart Band 8:46.7mm
- Xiaomi Smart Band 9:45.4mm
幅:
- Xiaomi Smart Band 8:22.4mm
- Xiaomi Smart Band 9:21.5mm
重さ:
- Xiaomi Smart Band 8:14.2g
- Xiaomi Smart Band 9:16.1g
だいたい一緒ですかね😋。
- バンドについて
Xiaomi Smart Band 8とXiaomi Smart Band
9のバンドの取り付け構造は同じセパレートタイプです。
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9のバンドは8と同じセパレートタイプです |
取り付け構造は8と互換性があります。機械的にしっかりした構造になので、サードパーティ製のバンドも安心して購入・使用することができます。
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Xiaomi Smart Band 8と9ではバンドは互換性があります |
私は8で使っていたメタルバンドを今回も使用しています。ゴムバンドのチープ感が無くていい感じです。
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8で使っていたものをそのまま9に付け替えましたが、長さ等に何の問題もありません。良好です😋。
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8で使っていたメタルバンドを9に付けたところ |
●改善要望点
- 今のところはありません😋。
●まとめ
今回のXiaomi Smart Band
8⇒9では、(私の用途では)変更というか更新された感を感じません😅。
強いて言えば:
- バッテリーの容量が大きくなった(けれどもバッテリーの持ちは悪くなった😥)
といった所でしょうか。
良かった点としては:
- バンドの取り付け構造に変更がなかったので、8のバンドがそのまま使えます
でしょうか。
なお、今回の9は8に引き続き
- ランニングクリップ(ペブルモード)
- ペンダント(ネックレスモード)
に対応しています。
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ペブルモード・ネックレスモード(Xiaomi商品ページより) |
これらのモードについても確認が取れ次第アップしますね。
まだまだXiaomi Smart Band
9について書きたいことはあるのですが、『8との比較』という観点で本記事はここまでとします🙇🏻♀️。
📅本記事のオリジナル公開日:2024.10.11