Xiaomi Smart Band 9。今回は日本発売も早かったですね。購入しました♪
本ブログでは恒例(😅?)ですが、今回も血中酸素濃度(SpO2)の測定について特出しで紹介します。
本記事では手動測定・自動測定(常時測定)の両方について紹介します。
■Xiaomi Smart Band 9での血中酸素濃度(SpO2)の測定
目次[非表示]
●使用するアプリ(Mi Fitness)
アプリはコレです。
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Mi Fitness (Xiaomi Wear) (- Google Play) |
●測定方法
・手動測定
バンドのメニューで『血中酸素レベル』をタップすると測定を行うことができます。
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『血中酸素レベル』の選択 |
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SpO2測定の開始 |
タップ後、測定開始前にこんな注意表示が出ます(3秒間)。
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SpO2測定開始時のメッセージ |
いよいよ(ようやく😅?)測定が始まります。測定には実測で15秒〜30秒かかっています(以下は測定中の状態)。
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ただいま測定中… |
以下の画面は血中酸素濃度の数値が表示されていますがまだ測定中です。
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まだまだ測定中… |
測定が完了するとこんな感じです。
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測定完了! |
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測定履歴画面 |
スマホアプリ(Mi Fitness)で確認するとこんな感じです。
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Mi Fitnessアプリでの血中酸素濃度の表示 |
測定自体は簡単ですね😋。
ただし比較対象がないので測定値がどの程度の信頼性があるのか分かりません😅。(心拍数の場合は電極式の心拍計と比較できたのですが…。)
ですが、目安としては十分役に立ちそうです♬
【おまけ:測定失敗時】
ちなみに測定中にバンド(手首)が動いてしまったりして、測定に失敗すると以下のメッセージが表示されます。
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測定失敗!時のメッセージ |
この時は手首をじっとさせて再測定してみてください。
- 測定時間(Xiaomi Smart Band 6, 7, 8との比較)
測定にかかる時間はXiaomi Smart Band 8とだいたい一緒です(個人の感想です)。
【測定時間比較(実測)】
- Xiaomi Smart Band 6:30秒~1分
- Xiaomi Smart Band 7:15秒~30秒
- Xiaomi Smart Band 8:15秒~30秒
- Xiaomi Smart Band 9:15秒〜30秒
この点での8からの改善はなさそうです。
・自動測定(常時測定)
- アプリの設定
Mi Fitnessアプリで『血中酸素レベル』>『終日トラッキング』をONにするだけです。
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Mi Fitnessアプリの『血中酸素レベル』画面 |
今後のファームウェア・アプリのアップデートに期待です。
- 測定結果
以下が24時間測定してみた結果です(バンドは入浴時以外は腕に取り付けっぱなしです)。
1日単位(0:00~23:59)の測定結果(履歴は赤い点のグラフ)がアプリに表示されます。
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測定結果(Mi Fitnessアプリ画面) |
Xiaomi Smart Band 7(Zepp
Lifeアプリ)では確認できた測定間隔(時間)ですが、残念ながら9(Mi
Fitnessアプリ)では確認できないようです。(ちなみに7の時は5分間隔で測定していました。)
またバンド自体にも(小さいグラフ表示ですが)過去12時間の測定履歴が赤い点でグラフ表示されます。
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バンド本体の測定結果表示 |
【おまけ:バンドの締め付けが弱い時の履歴】
バンドの締め付けが弱いと測定値がかなりフラつくようです。
(以下はXiaomi Smart Band
7での例ですが、9でも同様なことが起きていることを確認しています。)
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バンドの締め付けが弱い間は測定値がフラつくようです(本画面はXiaomi Smart Band 7の例) |
- バッテリーの消費量
血中酸素濃度の常時測定を行った場合にどれぐらいバッテリーを消費するか、について確認しました。
【前提条件:バンドの設定】
主な設定は以下の通りです。血中酸素レベル以外は初期設定(出荷時設定)のままにしています。
- ウォッチフェイス:出荷状態
- 『アプリ通知』:オン
- 『着信』:オン
- 『アラーム』:設定なし
- 『タスクリマインダー』:設定なし
- 『天気予報』:設定なし
- 『世界時計』:設定なし
- 『心拍数』の連続モニタリング:スマート
- 『睡眠」の高度なモニタリング:OFF
- 『血中酸素レベル』の終日トラッキング:オン
- 『ストレス』の終日モニタリング:OFF
- 『スタンディング』の立ち上がることをリマインド:OFF
- 『統計』の目標達成リマインダー:オン
- 『活力スコア』の設定の目標達成通知:OFF
- 『バイブレーション』:デフォルト(全項目)
- 『スリープモード』:OFF
- 『DNDの同期』:オン
- 『ディスプレイ(※)』:
- 明るさ:自動
- 自動ロック:5秒
- 持ち上げてスリープ解除:設定時刻(8:00〜22:00)にオン
赤字:出荷時設定からの変更点
※:ディスプレイの設定はアプリではなくバンド本体の『設定』で行います。
この状態で自動測定(常時測定)を行った場合、
1日(24時間)のバッテリー消費量:6%(測定開始時:60% ⇒ 96時間後:35%)
でした。
あくまで私の感覚的な話ですが、(今回は頻繁に通知のバイブレーションがあったので)8よりバッテリーの持ちは良さそうな感じです(バッテリー容量も増えてますし)。
●改善要望点
- 『・自動測定(常時測定)』のところにも記載しましたが、常時測定を行う場合に測定間隔や測定時間帯などの細かい設定が残念ながら一切できません。今後のファームウェア・アプリの改善に期待です。
●まとめ
8からバージョンアップしたXiaomi Smart Band
9ですが、血中酸素濃度測定という観点では特筆すべき性能・機能向上は(今のところ)残念ながら見いだせません。
Xiaomi Smart Band 9全体のレビューは別途アップしますね。
いつも記事を参考にさせて頂いております。現在Smart Band6をMi FitnessやZepp Lifeで使用しているのですが、iPhone版やAndroid版で試しても血中酸素濃度のデータをGoogle FitやiPhoneヘルスケアと同期できません。そのことはIFTTTの先へさんの記事でもわかっていたのですがSmart Band8や9でも同じなのでしょうか?バージョンアップで出来るようになっておりませんでしょうか?実は先日Zeppアプリ(Zepp Lifeでなく)を発見しiPhoneで試したところGoogle FitやiPhoneヘルスケアに血中酸素濃度のデータを同期することができました。出来たら最新の8や9を購入し血中酸素濃度を同期したいと考えております。お忙しいところ申し訳ありませんがご意見頂ければ幸いです。
返信削除メッセージありがとうございます。
削除Zeppアプリ(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.huami.watch.hmwatchmanager&hl=ja)を試してみましたが、残念ながら9の事を認識してくれないようです。
『Notify for Xiaomi & Mi Fitness』アプリでしたら、8とGoogle Fitとの間で血中酸素濃度のデータの同期が出来ることは確認済みです。(9ではこれからになりますが)
参考になりますでしょうか。
きっと既に記事にも書かれた内容だったのかも知れませんがご丁寧に対応頂きありがとうございます。安心して最新機種を買えそうです。情報ありがとうございました。
削除恐縮です。
削除以下の記事にXiaomi Smart Band 8と(ヘルスコネクト経由での)Google Fitとのデータ同期状況を紹介しています。
よろしければご覧ください。
『Xiaomi Smart Band 8とGoogle Fitを連携(データの同期)する(Notify for Xiaomi & Mi Fitness使用, Mi Band 8)』
https://beyondifttt.blogspot.com/2023/12/xiaomi-smart-band-8google-fitnotify-for.html
情報ありがとうございます。早速拝見させて頂きました。この組み合わせで実際使われてるということなので安心して使えそうです。あと最近発売されたRedmi Watch 5 LiteやActiveも気になってしまいまして情報を探してるところです。
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