Bluetooth電球スピーカーと人感センサーでトイレの照明と音楽再生を自動化する

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Bluetooth電球スピーカーってアイディアとしては凄いモノだと思っているのですが、あまり人気がないらしく、しばらく新機種が発売されていなかったんですよね(やはり私はマイノリティ?😅)。以前にBluetooth4.2の中華製電球スピーカーを使って洗面所の自動音楽再生システムを構築したのですが、いろいろと問題があったのでその後は新製品をじっと待っていました。で、最近ようやくBluetooth5.0を搭載したモノが出たので飛びついてしまいました。目的はトイレの音楽再生の自動化です。

電球スピーカーはコレです。

なのですが、(安価な中華ガジェットにはよくあることですが)Bluetooth5.0対応モデルの初期型ということで恐れていた通り落とし穴がありました・・・(成熟したモデルが出るのをもう少し待っときゃよかった・・・)。

今回はそこらへんの紹介になります。


■Bluetooth電球スピーカーと人感センサーを用いたトイレの照明と音楽再生の自動化

●最終的なシステム

結局、たどり着いたのは以下のシステムです。トイレのドアを開けると照明が点いて、(リビングで聴いている)音楽やニュースの再生が始まります。


このシステムに到達するまでに克服した問題点は以下の3点です。


●克服した問題点

・問題点①:電球スピーカーとトランスミッターとの相性

手持ちのBluetooth 5.0、および4.1のトランスミッターとペアリングしたら、本電球スピーカーの電源をOFF⇒ONして再接続しようすると接続完了の音は鳴りますが音声が再生されませんでした(どちらのトランスミッターも他のBluetoothスピーカーとは問題なく再接続・再生します)。相性が悪いようです。

そこで我が家でお蔵入りになっていたBluetooth2.1のトランスミッターを掘り出してきて使ってみたところ再接続・再生はOKだったので(ただし再接続までちょっと時間がかかります)、今回はこのトランスミッターを使ってシステムを構築しています。
Bluetooth 2.1オーディオトランスミッター


・問題点②:オーディオがアナログ伝送ゆえのノイズ

Bluetoothの接続は安定しましたが手持ちのBluetooth2.1トランスミッターはアナログ入力しかないので、トランスミッターまでのオーディオ伝送が不本意ながらアナログになりました。トランスミッターは常時ONにしておかなければ自動化にならないのでUSB充電器につなぎっぱなしです。

結果、案の定USB充電器からのノイズがスピーカーから聞こえてきました😥。

しょうがないので、ホームステレオとトランスミッターの間にアイソレーターを挿入してノイズを防いでいます(余分な金がかかった…😅)。

(なぜホームステレオとトランスミッターの間にアイソレーターを入れると、ノイズがトランスミッターからも無くなるのか、の説明はアナログ的な面倒くさい話になりますのでここでは省略します😅。)


・問題点③:安価な人感センサー付きソケットの死角

我が家の狭いトイレならではの問題点ですが、便座に座っていると照明の真下のため愛用している安価な人感センサーだと死角に入ってしまってセンサーが反応しません(腕を大きく広げたりすると照明はすぐに点きますが、Bluetoothの再接続には時間がかかるので音は数秒間止まってしまいます。何のために電球スピーカーにしたのか訳が分からなくなります)。なのでセンサーの位置を照明位置とずらして設置が可能なタイプにしました(更にまた余分な金がかかった…😅)。

今回使った人感センサーはコレです。
OHM 人感センサー付きソケット [品番]04-7034 PIR505C-B - Amazon


●使用感

他に代替となる安価なBluetooth電球スピーカーが無いので結果として豪華(?)なシステムになってしまいましたが、一応目的は達成しています(国産の電球スピーカーは高すぎ!)。
明るさ、音質という観点ではこの電球スピーカーは合格点です。
  • 明るさ:60W相当とのことですが、確かに60W電球程度の明るさはあると思います(トイレには明るすぎ?😅)
  • 音質:トイレで聴くBGM用としては十分です(出始めの頃の中華製Bluetooth電球スピーカーの音は本当にひどかったので、そういう意味では雲泥の差です)。
この手の製品は明るさとか、音質とか、接続安定性とか買って使ってみるまで分からないので冒険ですよね😅(国産の高いのも何の保証もないですし)。





【改定履歴:2022.9.12追記】
目次を追加しました(内容に変更はありません)。
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