USBケーブルチェッカーで我が家に溜まったUSBケーブルの仕分けをする(BitTradeOne ADUSBCIM USB CABLE CHECKER 2)

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ガジェットを買う毎に我が家で無限😂に増えてきたUSBケーブル。さてどれがどれやら😅。特に『どれが急速充電(大電流)に使えるのか?』は重要なのですが、もう分かりません😅。

今回良いUSBケーブルチェッカーを見つけたので、我が家のUSBケーブルの仕分けをすることにしました。

今回はこの内容の紹介です。


■USBケーブルチェッカーで我が家に溜まったUSBケーブルを仕分けする

●使用するハード(USBケーブルチェッカー)

今回見つけたUSBケーブルチェッカーはコレです。
BitTradeOne ADUSBCIM USB CABLE CHECKER 2 - Amazon

ケーブルのインピーダンス(抵抗値)も測定可能で、USBケーブルの各種性能を確認できるチェッカーです。
ちょっとお高いかなぁ(5227円)とも思いましたが買っちゃいました😋。


●製品仕様

・スペック(BitTradeOne製品ページより)

BitTradeOne取説ページより
  • 【対応 USB インターフェイス [コネクタ]】
    • A側コネクタA Side
      • USB Type A(~3.1 Gen2)
      • USB Type C(~3.2)
    • B側コネクタB Side
      • USB Type mini B(~2.0)
      • USB Type micro B(~2.0)
      • USB Type C(~3.2)
対応しているUSBコネクタ(BitTradeOne取説ページより)
  • 【搭載部品】
    • USB 規格確認用単色 LED x15 OLED ディスプレイ x1
    • 電源スイッチ x1 電源 LED x1
  • 【電源】CR2032 型ボタン電池 x1
  • 【外形寸法】H13.8xW86.85xD53.7mm(突起部除く)
  • 【重量】約 45g
  • 【動作環境】 温度 0~45℃、湿度 10~60%(結露なきこと)
  • 【生産国】Made in Japan
  • 【保証期間】お買い上げから半年間
  • 【機能】
    • ケーブルワイヤ結線状況のチェック
    • タイプCケーブルや変換アダプタのプラグ内蔵抵抗値の確認/Emarkerチェック
    • プラグシェルのGND線との導通確認
    • ケーブルの抵抗値の確認(精度は±15%
  • 【付属品】ボタン電池(動作確認用)1 個 保証書 1 部
付属品はお試し(動作確認)用の電池と保証書

取説はこちら(BitTradeOne取説ページ)にあります。


・使い方

本機のUSBコネクタにチェックしたいケーブルを挿して電源スイッチを入れるだけです。迷いはありませんね😋。

チェック結果はLEDとOLEDディスプレイに表示されます。
USBケーブル(type-C type-C)をチェック中


- LEDの表示内容

有効な(結線されている)信号線のLEDが点灯します。
チェック結果のLED表示(BitTradeOne取説ページより)


- OLEDディスプレイの表示内容

以下のようなOK/NGでは判断できない項目を表示してくれます。
  • 電源線の抵抗値
  • プラグシェル(ブラグの外殻金属部分)とGND線の導通
  • Type-Cプラグ内のeMarker(USB PD に必要な情報を記録したチップ)の有無
などなど
チェック結果のOLEDディスプレイ表示の例(BitTradeOne取説ページより)

インピーダンス(抵抗値)が表示されるのが本機の大きな特徴です。有り難いですね😋。
(『精度は±15%』と謳っていますがこの価格のガジェットがミリオームの精度をどこまで正確に測れるのやら(個人の見解です😁)。とは思いますが私は目安として期待しています(結果は後述しますが良好です)。)


●使用感(使用例)

3種類のケーブルをチェックしてみました。


・USB3.2対応ケーブル(Type-C Type-C)

まずはUSB3.2に対応しているケーブルのチェックです。

チェックしたケーブルはこれです。
RAMPOW USB-C & USB-C ケーブル【100W PD対応/USB 3.2 Gen 2x2-20Gbpsデータ転送】PD3.0/QC3.0超高速充電 4K/60Hz 映像出力 超高耐久 usb type c ケーブル MacBook Pro/iPad Pro/Google Pixel/Galaxy等タイプC対応 在宅勤務/出張支援 ネイビー 1M - Amazon

仕様によるとこのケーブルはUSB 3.2 Gen 2x2に対応していて、USB PDは100Wまでいけるようです。コシのしっかりある硬めのケーブルです。

本ケーブルをチェッカーに接続するとこんな感じです。
USB3.2対応ケーブル(type-C type-C)をチェック中

USB3.2対応ケーブルをチェックしてみました


- LEDの表示

LEDは全て点灯しています。
USB2.0, USB3.2の全ての信号が有効ですね。本ケーブルはUSB3.2として使えます😁。
  • USB3.2の信号:全て結線されています
  • USB2.0の信号:全て結線されています
USB3.2対応ケーブルのチェック結果:LED表示

ケーブルの仕様通りですね😋。


- OLEDディスプレイの表示

USB PDにフル対応しているケーブルとして認識されています。
  • 本ケーブルのインピーダンス(抵抗値):144mΩ
  • eMarker(USB PD に必要な情報を記録したチップ):内蔵しています
  • プラグシェル(ブラグの外殻金属部分):GND線と導通(ショート)しています
USB3.2対応ケーブルのチェック結果:OLEDディスプレイ表示

プラグシェルがGNDと導通しているのは静電気の影響も受けにくく有り難いですね。

余談ですが、USB3.0以降のケーブルって信号線と電流容量がどんどん増えてきてるのでケーブル全体のコシ(硬さ)が相当増してますよね。HDMIみたいにコネクタの接触不良が頻発しないと良いんだけど…。


・ダイソーで買ったUSBケーブル(Type-C Type-C)

続いてダイソーで買ったUSB type-C type-Cのケーブルをチェックしてみました。ケーブルの包装には『3A・USB 2.0』の表示があります。
ダイソーのUSBケーブル(type-C type-C)

柔らかいケーブルで取り回しが楽です。

本ケーブルをこのチェッカーに接続するとこんな感じです。
DAISOのUSBケーブルをチェックしてみました


- LEDの表示

USB2.0のケーブルとして認識されています。
  • USB3.2の信号:『CC(コンフィグレーションチャンネル)』のみ結線されています
  • USB2.0の信号:全て結線されています
DAISO USBケーブルのチェック結果:LED表示

ケーブルの包装の表示通りです。接続されている信号数が少ない分ケーブルを柔らかくすることができるのでしょうね。
『CC(コンフィグレーションチャンネル)』が繋がっているのでUSB PDでの充電はできるようです。


- OLEDディスプレイの表示

USB PDは3Aまでのケーブルとして認識されています。
  • 本ケーブルのインピーダンス(抵抗値):187mΩ
  • eMarker(USB PD に必要な情報を記録したチップ):無し
  • プラグシェル(ブラグの外殻金属部分):GND線と導通(ショート)しています
DAISO USBケーブルのチェック結果:OLEDディスプレイ表示

eMarkerが無いのでUSB PDでの充電電流は3Aまでになります。
ケーブルのインピーダンスは187mΩなのでケーブルの包装の表示の電流(3A)を流しても電圧降下は0.561V(= 187mΩ ✕ 3A)なので十分に使えそうですね。


- スマホを充電してみると(USB PD)

実際にこのケーブルでスマホを充電してみると、こんな感じです。上記したようにUSB PDで充電できています♪
DAISOケーブルでUSB PD充電できました(充電器はPD対応の20W出力です)

チェッカーに表示されたケーブルのインピーダンス(抵抗値)も目安としてはアテになりそうです😁。

ケーブルが柔らかいのでコネクタ部での接触不良が起きる可能性が低く、充電用途には(上記のUSB3.2対応ケーブルよりも)こちらのケーブルの方が向いていると思います。


・昔買ったmicro USBケーブル(Type-A Type-micro B) 

もうひとつ、大昔に買った『通信用』と『充電用』の2つのmicro Bコネクタを備えたケーブル(USB2.0)もチェックしてみました。
『通信用』と『充電用』コネクタを備えたmicro USBケーブル(USB2.0)

まず『通信用』コネクタをチェックしてみました。
micro USBケーブルの『通信用』コネクタをチェックしてみました

- LEDの表示(『通信用』コネクタ)

当たり前ですが😅、USB2.0のケーブルとして認識されています。
  • USB3.2の信号:結線されていません
  • USB2.0の信号:全て結線されています
micro USBケーブル(『通信用』コネクタ)のチェック結果:LED表示

もちろんUSB3.2としては認識されていません。


- OLEDディスプレイの表示(『通信用』コネクタ)

USB 2.0のケーブルですからインピーダンスは高めですね😋。
  • 本ケーブルのインピーダンス(抵抗値):315mΩ
  • プラグシェル(ブラグの外殻金属部分):A側コネクタ(USB Type-A)のみがGND線と導通(ショート)しています
micro USBケーブル(『通信用』コネクタ)のチェック結果:OLEDディスプレイ表示

B側コネクタ(USB Type-micro B)のプラグシェルはGNDと導通していないようです。


続いて『充電用』コネクタをチェックしてみました。
micro USBケーブルの『充電用』コネクタをチェックしてみました


- LEDの表示(『充電用』コネクタ)

充電専用コネクタとして認識されています。
  • USB3.2の信号:結線されていません
  • USB2.0の信号:『電源(VBUS)』と『GND』のみ結線されています
micro USBケーブル(『充電用』コネクタ)のチェック結果:LED表示

充電専用なのでデータ通信線(『D-』『D+』)は結線されていません。


- OLEDディスプレイの表示(『充電用』コネクタ)

インピーダンス(抵抗値)が表示されませんね😥。
  • 本ケーブルのインピーダンス(抵抗値):不明
  • プラグシェル(ブラグの外殻金属部分):A側コネクタ(USB Type-A)がGND線と導通(ショート)しています
micro USBケーブル(『充電用』コネクタ)のチェック結果:OLEDディスプレイ表示

表示が細かくチラついているので、ひょっとしたらインピーダンスも表示されているのかもしれません(バグですかね😅)。


●改善要望点

特にありません😋。
強いて言えばもうちょっと安くなってくれれば…😅(チェックが終わってしまえば出番がないガジェットなので…😂)。


●まとめ

類似のガジェットは多いですが、◯✕では判定しきれないケーブルのインピーダンス(抵抗値)等が測れるのが本機の大きなメリットです。
溜まっていたケーブルの仕分けができて満足しています😋(全てのケーブルのチェックはこれからですが😅)。

チェックしたケーブルはタグを付けて仕様が分かるようにしています。このチェッカー購入の目的を考えると一番大切なことですね😁。
チェック結果のタグを付けてケーブルを仕分けします♪


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