Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を試してみる(GLIDiC TW-9000)

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スマホを機種変したらBluetooth完全ワイヤレスイヤホン(TWS)がおまけ(キャンペーン)で付いてきました。

今までBluetooth完全ワイヤレスイヤホン(TWS)には全く興味が無かった私ですが、うっかりとは言え入手してしまった以上は使い倒します😁。

今回はこのイヤホンの使用感の紹介になります。


■Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を試してみる

●使用するハード(イヤホン)

入手したBluetoothイヤホンはコレです。
GLIDiC TW-9000/メタリックブラック 【正規代理店品】 完全ワイヤレスイヤホン 小 SB-WS91-MRTW/BK - Amazon

メーカーのWebサイトによるとフラッグシップモデルのようですね。期待大です♪


●製品仕様(製品ページより)

・スペック

  • 再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 音圧感度:102dB/mW at 1KHz
  • Bluetooth ®規格:Version 5.1 (対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP)
  • 対応コーデック:SBC、AAC、aptX™、aptX™ Adaptive
  • 連続使用時間:音楽再生/通話時間:約12時間 (充電用ケース使用時:約44時間)
  • 充電時間:イヤホン:約1時間、充電用ケース:約2時間
  • インターフェイス:USB(Type-C)ポート
  • 防水性能:IPX4
  • 質量:イヤホン+ケース:約83g、イヤホン片側:約6.8g
  • 機能
    • マルチペアリングに対応しています(最大6台)
    • ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
    • 自然に周囲の音を取り込む外音取り込み機能搭載
    • スマホと接続すると音声アシスタント(Siriなど)が使用可能
付属品はイヤーピースと充電ケーブルと取説(かんたんガイド)

付属の取説よりもメーカのサイトにあるこちらの方が詳しい説明が載っています。


・使い方・設定

特に難しいことはありません。普通のBluetoothの接続です。設定も要りません。

機能の切り替えは
  • ANC、外音取り込み機能を使う時は多機能ボタンを1回押す(クリックする)と切り替わります。
  • 音声アシスタントを使う時は多機能ボタンを3回押します(クリック)。
イヤホンの多機能ボタン(取説より)

多機能ボタンはイヤホンを耳に付けたままでも押しやすい場所に配置されています。よく考えられてますね。

そのほか多機能ボタンを使うと選曲や音量調節も出来ます。便利ですね。
多機能ボタンの機能の一部(取説より)

片耳(モノラル)モードの時は機能の切り替えが異なります(後述します)。


●使用感

・フィット感

有線イヤホンのような『(ケーブルの)重さで耳から外れる感じ』はありません。さすがワイヤレスですね!
ワイヤレスイヤホンもそれなりに進化しているんでしょうね。駅のホームでも落とすようなことは無いと思います(個人の感想です)。


・音質

初めてaptXの高音質を聴いています(我が家ではトランスミッター・レシーバーの両方がaptXに対応したのは初🤩です!)。
aptX Adapriveが有効(本品と接続した時のスマホ画面)

高音質で有線イヤホンにも負けてないとは思います。(屋外で)電車の中や散歩・ランニング中に聴くには十二分な音質だと思います。仕様によると『再生周波数帯域:20Hz〜20kHz』と謳っているだけあって広帯域で低音感もあります(本当に20Hzが再生できるとは思えませんが😅)。

欲を言えば屋内でじっくり音楽を聴くには美味しい中低音がもう少し欲しい思います(あくまで個人的な感想です)。若者向けというか(言い方が古いかもしれませんが)ドンシャリな音質ですね😋。
ここらへんはaptXの音質というよりイヤホンの音造りなんでしょうね。

付属のイヤーピースは大きさ・タイプが豊富なので音質はいろいろ試せます。とても良いと思います😋。(イヤーピースを変えると(本品に限らず)イヤホンの音質は驚くほど変わります。ぜひお試し下さい。)
付属のイヤーピースは種類・サイズが豊富です♪

【参考】
aptX Adapriveは96kHzサンプルレートにも対応してるんですね。
スマホ画面

試しに96kHzに変更してみましたが、音源がハイレゾでは無かったので音質の変化は何もありませんでした😅。


・ANC(アクティブノイズキャンセリング)

(イヤホンの)周囲の音を遮る』機能です。

屋外で音楽を聴く時には十分な効果があると思います。
車のエンジン音や電車の走行音、風の音などの低域から中低域の音はかなり消してくれるので音楽がかなりクリアに聴こえます。
ボーカルの高めの音からの高音域や変化の大きい低域の音は残りますが音楽聴取には邪魔にならないと思います。

最近の他のANCを試したことがないので、これがどれだけ凄いのか分かりませんが、大昔の(出始めの頃の)ANCのような耳への変な圧迫感はありません。

 

・外音取り込み機能

(イヤホンをしていても)周囲の音を聞こえるようにする』機能です。ANCの逆ですね。

イヤホンを付けていないときよりも周囲の音は大きくなっているかもしれません。とても良い機能だと思います。

なのですが、集音するマイクに大分指向性があるようです。
聞きたい音がどこから来るか(どこで鳴っているか)によって聞こえ方が大分異なるようです。

例えば:
  • 電車やバスの中で本機能をONにすると、(音楽の音量をかなり大きくしていても)社内アナウンスがかなりクリアに聞こえます。(聞こえないときもあります。)
  • 屋外ではあまり効果を感じることができないことが多いです。
集音する外音(周囲の音)の音量は調節できる機能が欲しいですね。


・片耳(モノラル)モード 

片方のイヤホンを耳に付け、もう片方のイヤホンを充電ケースに入れたままにしておくと片耳モードになります。

このモードは両耳で使用する時と以下のような差があります。
  • 音楽再生がモノラルになります。(実際に聞いた感じは差を感じなかったのですが😅)
  • 音楽再生時に多機能ボタンを1回押すと音楽がミュートされます。(コレは便利な機能だと思います。(ANCや外音取り込み機能は無効になります。片耳なので不要ですよね😅。)
好きなモードです。


・音声アシスタント(Googleアシスタント) 

スマホとペアリングし、イヤホンの多機能ボタン(左右どちらでも良い)を3回押すと音声アシスタントが使えるようになります。

取説では『Siri』のみが書かれていましたが、Googleアシスタントでも使用可能でした。

『今日の天気は?』と尋ねると音声の回答と共にこんな感じでスマホの表示も出ます。
Googleアシスタントを使った時のスマホ画面

感度というか話した言葉の理解度はスマートスピーカーと比べるとイマイチな感じです。特に屋外で周囲の音(騒音)が大きい場合は、うまく理解してもらえないことが多いです😥。

【参考】
多機能ボタン押下でGoogleアシスタントが起動した場合にウェイクワード(『OK Google』)は不要です。(スマホに直接話しかける時と同じです。)


・通話

PCでのビデオ通話で試してみました。
通話相手の感想によるとマイクで集音した音量が小さいようです(話した内容が分からない、という程では無いようです)。


・バッテリーの持ち

仕様によるとイヤホンは12時間の連続使用が可能なようです。バッテリーが切れるまで使ったことがまだありませんが、2、3時間の連続使用では今のところバッテリーが切れる気配はありません。

充電ケースは結構放電が速いイメージです。イヤホンを入れるたびにバッテリー残量を示すLED(インジケーター)が下がっていく感じです。こまめな充電が必要な感じです。(もう少し具体的な数値が分かったらアップしますね。)


・充電

【イヤホン】
イヤホンを充電しているときはイヤホンの赤LEDが点灯します。
イヤホン充電中~(イヤホンの赤LEDが点灯)

充電が完了すると赤LEDが消灯します。
充電にかかる時間は測ってはいませんが仕様によると約1時間です。

【充電用ケース】
充電用ケースの充電はUSB type-Cケーブルを使って行います。充電中は3つの白LEDがバッテリー残量に応じてゆっくり点滅します。
充電ケースを充電中~(USB type-C使用)

充電が完了すると白LEDが全て消灯します。
充電にかかる時間は測ってはいませんが仕様によると約2時間です。
(ワイヤレス充電にも対応しているようですが試していません。我が家にはワイヤレス充電器が無いので😅。)

使用中(持ち運び中)の充電ケースのバッテリーの残量もこの3つの白LEDで表示されます。ケースの蓋を開けたときに残量に応じた数のLEDが数秒間点灯します。
充電ケースのバッテリー残量(蓋を開けた時)


●改善要望点

  • やっぱり音質です。美味しい中低域が欲しいです。
  • 外音取り込み機能は、外音(周囲の音)の音量を調整(特に大きく)出来るようにして欲しいです。
  • Bluetoothの接続はマルチポイントに対応して欲しいです。
  • 音声アシスタントのマイクの感度を向上させて欲しいです。
  • 音声アシスタント(Googleアシスタント)の起動はボタン押し(3回)ではなく、’スマートスピーカーと同じように)ウェイクワードにして欲しいですね。(が、Bluetoothのプロトコルとかで難しいのかなぁ…。)
  • おまけ的な話ですが、充電ケースにモバイルバッテリー機能が付くと荷物が増えなくて便利なんですけどね😅(本機の充電コネクタはUSB type-Cだし😋)。


●まとめ

aptX対応で音質も良く、落下の心配も無さそうで、音声アシスタントも使えて便利です。
何より多機能ボタンでいろいろな機能が使えるのは良いところだと思います(有線イヤホンには出来ない技ですよね)。

今まで『完全ワイヤレスイヤホン(TWS)なんて…。』と思って食わず嫌いでしたがこれならOKです!
しばらく使い続けてみようと思います😋。


【おまけ】イヤホンの掃除
そうそう、イヤホンの掃除には歯間ブラシを使うと良いみたいですね😋。
イヤホンの掃除には歯間ブラシ




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