『着るラジオ』をサイクリング(自転車)で使ってみる(ウェアラブルネックスピーカーラジオ:TWINBIRD(ツインバード) AV-J335S)

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ラジオのながら聴きが大好きな私が以前から気になっていた『着るラジオ』(首に掛けるタイプのラジオ)。

価格が高くて今まで手を出していませんでしたが、Amazonで格安(2,580円)で売っていたのでポチってしまいました。
(現在(2021.8.31)は2,380円のようですね😋。)

今回はこのラジオのレビューなります。
(私は自転車に乗った時に使用していますが、以下の使用感は広く一般的な内容にしたつもりです。)


■『着るラジオ』の使用感

●首への装着感

・ネックバンド部

ネックバンド部は硬く、基本的に形を変えることはできません。ただしバネ性はあるので、首にかけるときには左右に広げることができます。
ネックバンド部は首にかける時に広げることができます

実際に装着した感じですが、農作業・ガーデニングやウォーキング等では落下する心配は全くないと思います。

私の場合は自転車に乗っての使用なので、念の為に100均で買ったストラップを落下防止用に使用しています(実際につかってみると自転車の場合、首の位置は揺れないので本機が落ちる気配はなく、本ストラップは不要のように思います)。
本ストラップの使用に関して、私(筆者)および本ブログは一切の責任を負いません。参考にされる方は全て自己責任にてお願いします。
100均で買ったストラップ

自前の落下防止ストラップ装着時


・重さ

本体重量が75gなので電池(後述)を含めると125g程度になりますが、実際首にかけても重いという感覚はありません。快適です♪


・装着しやすさ

通勤用のバッグから取り出して首にひょいと掛ければすぐに聴けるので、楽ちんです。イヤホンのようにコードの絡みを解いたりする必要がありません。また下記しますが、本機の操作を行うのに画面を見る必要がないので、朝の忙しい時などでもラジオを聴きたいと思った瞬間に聴くことができます。


●操作性

すべての操作は首に装着したままで画面を見なくても直感的に行うことができます。よく考えられていると思います。
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【2022.2.5追記】
冬場に手袋(グローブ)を付けたままでも本機のボタンとダイヤルは大きいので素手同様に使い勝手は良好です。
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・選局

選ボタンを2秒間長押しするだけで、自動選局モードに入り受信できる放送局を探してくれるの画面を見る必要はありません。
最近のラジオに有りがち(?)な地域毎(エリア毎)の放送局がプリセットされている機能はありません(私には不要な機能ですが😅)。
ですがお気に入りの放送局の登録(選局登録)はできます😄(登録はワンタッチで非常に簡単です)。
本機はFM専用(AM非対応)ですが、ワイドFM対応なのでAM波の補完放送にも対応しています。


・音量調節・電源ON/OFF

電源スイッチと音量ボリュームが共用の昔ながらのダイヤル式で、電源ON/OFFはクリック感があります。画面を見なくても操作が可能です。
(今ドキこの部品を採用した開発者の(良い意味での)コダワリを感じます😋。)
この『電源スイッチ兼音量調節ダイヤル』は選局ボタンの裏にあります


首に装着した状態での操作は全て左手で行います。意図的なのかどうか分かりませんが、右手で行える仕様にした方が良かったように思いますが。


・画面表示

上記の通り操作は画面を見なくても可能なので、電池残量(電池切れマーク)以外はあまり画面を見る必要はないと思います。

画面表示(製品取説より)


●防滴性

IPX2の防滴性を有しているので雨が降っていない時は十二分だと思いますが、雨天時はまだ使っていないので分かりません。


●電源(単三電池)

単三乾電池2本です。
バッテリー消費の少ないラジオの電源として完璧です(同メーカー(TWINBIRD)には充電式の別モデルがありますが、屋外での使用を考えるといつでもコンビニで入手可能な乾電池式の方が優れている思います)。防滴用のツマミもバッチリ。
ニッケル水素(1.2V)対応を謳っているのはさすが国内メーカー、嬉しいところです。


・電池の持ち

取説によると『30時間(3.2mW出力時)』とあります。まだ実際に電池切れまで使っていませんが、ラジオなので(Bluetoothスピーカーなどと異なり)それなりに持つと思います。

電池切れまで使ってみました(新品ではなかったので電池の持ちはまだ不明です😅)。電池残量が無くなると、スピーカーからも「ピッ、ピッ、ピッ・・・。」とアラーム音が聞こえます。


●ラジオ感度

極めて良好です。人体に密着してしまうと感度が下がるラジオが多いですが、本ラジオはよく考えられているようです。手持ちの(国内メーカーの)通勤ラジオ(ポケットラジオ)と比較しても遜色がないどころか、むしろ高感度のように感じます。
(アンテナの設計(恐らくネックバンド部)が絶妙なんでしょうね。設計者の苦労が伺えます。)


●音量感(音の大きさ)

車の交通量の多い屋外でも最大音量(ボリュームMAX)ならば十分だと思います。ただし最大音量の場合、残念ながら(放送内容は分かりますが)音が割れてしまいます。改善して欲しいポイントですね(乾電池2本(3V)じゃ難しいかなぁ)。


●音質

  • ステレオ感:もの凄くあります♪
  • 高域:十分です。
  • 中域:十二分です!
  • 低域:足りないなぁ。
低域は十分とは言えませんが、中域は十二分にあるので音楽を音楽として楽しむことができます♪(スマホやノートPCのスピーカーのようなスカスカ感はありません)
 
本機はステレオ再生です。左右の耳元にスピーカーがあるので、もの凄くステレオ感があります♬
なのですが、首への掛け具合が傾くとLRの音量バランスが崩れます😅(屋外使用だし、モノラルで良いんだけどなぁ😋)。


●音漏れについて

本機はイヤホンではなくてスピーカーなので、周囲にいる人にも音が聞こえます。電車やバスの中では使えません。


●そのほか(反射板)

ネックバンド部の背面(背中側)と左右に反射板が付いています。屋外使用を前提とした細かい配慮ですね。

反射板(製品取説より)


●改善要望点

本末転倒かもしれませんがイヤホンジャックがあると便利だと思います。受信感度バツグンの本機なのでいつも使いたいのですが音漏れが気になる場面もあるので😅。


商品コンセプトや機能・性能等、総じて良くできた製品だと思います。さすが国内メーカーですね😋。
定価は7,678円ですがAmazonでの販売価格が2,580円って、ニーズが少ないんですかねぇ~。やはり私はマイノリティ😅?(というか、みんなやっぱりAMが聴きたいのかな?まあ、AMが聴ければ完璧ですが。)




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