スマートバンドをMi Band 6からMi Band 7へアップグレードしてみる(Xiaomi Smart Band 7)

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血中酸素濃度(SpO2)の常時測定に対応したMi Band 7をとうとう買ってしまいました。Mi Band 6からの乗り換えです。
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今回はMi Band 6と比較しつつ、Mi Band 7の使用感を紹介します。
Mi Band 6 vs. Mi Band 7 ちょっと大きくなりましたね


■Mi BandをMi Band 7にアップグレードしてみる

●Mi Bandの特長(他のスマートバンドと比較して)

スマートバンドは大手メーカー製から安価な中華製までバラエティに飛んでいますが、その中でMi Bandが優れていると言えるのは
  • サードパーティ製のアプリ・バンドが豊富
    • Mi Bandは世界的に人気の高いので、サードパーティがいろいろと開発しています。お陰で純正品だけでは出来ない様々な機能が実現できています。なのですが、Mi Band 7はまだサードパーティ製アプリにはサポートされていません。【2022.7.23現在】Tools & Mi BandがMi Band 7をサポートしました!【2022.8.25】
  • スマートホームのトリガー・アクションとして使えます(純正アプリ以外のアプリの使用が必要です)。本件もサードパーティ製アプリとの連携が必用なのですが現時点ではMi Band 7では使用できません。【2022.7.23現在】Tools & Mi BandがMi Band 7をサポートしましたので以下の連携が可能です【2022.8.25】
    • IFTTTと連携できます。
    • Tasker, Automateと連携できます。
  • Google Fitと連携できます
    • これにより、他のアプリとのデータの共有が可能になります。
  • バッテリーの持ちが良い(長い)
    • 使い方(設定)によると思いますが、私の場合実測で一日8~9%ぐらい消費しているので10日ぐらいは持つようです(Mi Band 6との比較は後述します)。
  • そして何より安価!
  • 今回、ついに血中酸素濃度(SpO2)の常時測定に対応しました!
で他の追従を許しません。


●Mi Band 6 ⇒ 7のアップグレード方法

購入したMi Band 7を充電して画面をタップすると、バンドは下の写真のような『スマホとペアリングを促す』画面になります。
購入後の初回立ち上げ時にペアリングを促す画面

このQRコードをスマホアプリ(Zepp Life)で読み取り、あとは指示に従うとペアリングが完了します。Mi Band 5⇒6のアップグレードの時より簡単です。


・設定の引継ぎ

上記のアップグレードによりMi Band 6の設定は7にほぼ引き継がれるようです。


●Mi Band 7の使用感(Mi Band 6との比較)

以下、Mi Band 6との比較をメインに7の使用感を列挙します。


・バッテリーの持ち

- Mi Band 6と同様の使い方(Sleep as Android連携) の場合

私のMi Bandの主な使い方ははSleep as Androidと連携した睡眠解析です。

睡眠解析を行ってMi Band 6の時とほぼ同様な使い方をした場合の
バッテリーの持ちは:約10.5日(約250時間)
でした。

この時の各アプリの設定は以下になります:
  • Tools & Mi bandアプリの設定(≒ Sleep as Androidでの睡眠解析の設定)
    • 心拍計:有効
    • 測定間隔:20分おき
    • 測定間陽:23:00-08:59(『間陽』って日本語はあるのでしょうか😅?)
    • モニター日数:日月火水木金土
    • 測定の改善:結果を改善するために二回測定する
    • 測定回数:各3回の加重平均を評価する
  • Zepp Lifeアプリの設定
    • 継続的な血中酸素飽和度のモニタリング※:ON
    • 画面の表示時間:5秒
    • 他の項目:全てOFF
※『継続的な血中酸素飽和度のモニタリング(血中酸素濃度の常時測定)』はMi Band 6には無いMi Band 7のみの機能ですが、これがないとMi Band 7の意味が無いのでONにしています。

Tools & Mi bandアプリとZepp Lifeアプリの設定画面


- Mi Band 7単独(+Zepp Lifeアプリ) の場合

Sleep as Androidと連繋しない状態(Mi Band 7単独(+Zepp Lifeアプリ))でもバッテリーの消費量を確認してみました。
確認は以下の2つのケース(Zepp Lifeアプリの設定)で行っています。

ライフログ系のモニタリングを全てONにしても1週間程度は持っています。結構頑張っていると思います。


- バッテリー残量が少なくなった時の通知・表示

バッテリー残量が10%なるとバンドに充電を促す通知が表示されます。

アプリの表示はこんな感じです。
バッテリー残量(アプリ画面)


・充電について

- 充電ケーブル

充電ケーブルは専用ケーブルです(USB type-Aからの給電です)。Mi Band 6とは互換性があり同じケーブルが使えます。
充電ケーブルはMi Band 6と互換性があります


- 充電時間

バッテリー残量10%程度からフル充電まで2時間程度です。Mi Band 6と差異は無いと思います。
ただいま充電中。充電電流は60mA

充電時の充電電流は60mAなので、USB充電器は(付属していませんが)なんでも使えると思います。

充電完了~。

睡眠解析で寝ているときにも使うので個人的にはもっと速い急速充電に対応して欲しいなぁと思います😋。


・画面の大きさ

Mi Band 6よりも大きくなったので良いと言えば良いですが、(私は)表示については時間だけ分かればよいので(SNSメッセージ等の表示をさせていないので)、やはり画面の大型化よりもバッテリーの持ちを優先して欲しいですね😅。
(大きな画面が欲しければ、スマートバンドではなくてスマートウォッチを買ったほうがよいのでは、というのが私の流派です😋。)


・太陽光下での視認性

画面が大きくなっている分は見易くなったのかもしれませんが、太陽光の下での画面の見易さは6と比べて変わらないと感じます。
(本件は画面の明るさの設定に依存する話ですが、バッテリーの持ちとの兼ね合いになるのでお好みで😋。)


・操作性

Mi Band 6と7とで大きな差異はないと思います。


・心拍数の測定

- 測定時間

測定時間は、手首を安定させていれば(動かさなければ)、2~3秒というイメージです。Mi Band 6よりも格段に短くなっていると思います。
心拍数を測定中…。


- 測定結果の表示

測定結果は(小さいですが)過去12時間の履歴がグラフ表示(以下の黄色矢印)されます。
心拍数の結果表示

アプリでの表示はこんな感じです。
心拍数のアプリでの表示


- 測定精度 

以前のモデル(Mi Band 2)の時に電極式(胸につけるタイプ)の心拍計(ハートレートセンサー)と比較していますが、安静時(動かない時)はかなり良い精度でした。。

ただしMi Band 2の場合、運動している時の計測は全く役に立たないレベルの測定結果だったので、当時は「これが光学式心拍計の限界かな」と思っていたのですが、Mi Band 7はどうですかね

ここらへんは引き続き検証してアップしていきたいと思っています。


・血中酸素濃度(SpO2)の測定

Mi Band 7から血中酸素濃度の手動測定だけでなく常時測定(自動測定)にも対応しています。

リンク:Mi Band 7で血中酸素濃度(SpO2)の常時測定を使ってみる(Xiaomi Smart Band 7)


・エクササイズについて

エクササイズの自動検出機能が強化されているようですが、私は使っていない機能なので有効性が分かりません🙇。


・外形寸法およびバンドの互換性

Mi Band 7を実際にノギスで測ってMi Band 6と比較してみました。

最大外形寸法(長さ):
・Mi Band 6:47.0mm
・Mi Band 7:46.3mm
最大外形寸法(幅):
・Mi Band 6:18.3mm
・Mi Band 7:20.6mm
内側寸法(長さ):
・Mi Band 6:43.4mm
・Mi Band 7:42.5mm
内側寸法(幅):
・Mi Band 6:15.4mm
・Mi Band 7:17.4mm

Mi Band 6とMi Band 7は幅にだいぶ差があります。バンドの互換性という観点では、ゴムバンドは6のモノでもなんとかなるかもしれませんが、メタルバンドの互換性はありません。

私が使っているバンドは以下のMi Band 7用のメタルバンドです。落ち着いたマットな(つや消し)黒で、ゴムバンドのチープ感が無くていい感じです。
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●課題(問題点)➡解決済み😋

Mi Band最大の魅力であるサードパーティ製アプリであるTools & Mi bandでのサポートがまだなされていません。
Tools & Mi BandがMi Band 7をサポートしSleep as Androidとの連携ができるようになりました。【2022.8.25】

このサポートがなされないと睡眠解析アプリSleep as Androidとの連携もできません。私にとっては大問題!😠です。

このままだとMi Band 7はひょっとしたらお蔵入りになるかもしれません😥。
本件は引き続きフォローしますね😋。

Mi Band 7を使ったSleep as Androidでの睡眠解析についてはこちらのブログ内記事『睡眠解析はSleep as AndroidとMi Band(Xiaomi Smart Band)におまかせ!』をご覧ください。
リンク:『睡眠解析はSleep as AndroidとMi Band(Xiaomi Smart Band)におまかせ!


●改善要望点 

  • 血中酸素濃度(SpO2)の常時測定を行う場合に測定間隔や測定時間帯などの細かい設定が残念ながら一切できません。今後のファームウェア・アプリの改善に期待です。
  • せっかく血中酸素濃度(SpO2)の常時測定に対応したのですが、Sleep as Androidで睡眠中の血中酸素濃度の測定を行うことはできません😥。本件はMi Band 7自体の問題点ではなく、Tools & Mi bandまたはSleep as Android側の問題だと思うのですが、改善して欲しいですね。
  • せめてZepp Lifeアプリの血中酸素濃度(SpO2)はGoogle Fitと連携できるようにして欲しいです。
以下はMi Band 7に限らずMi Bandのコンセプトへの要望です:
  • ライフログ用のスマートバンドに特化して(画面の大きいスマートウォッチとは一線を画して)欲しい。機能を詰め込み過ぎないで。
  • バッテリーの持ちをもっともっと長くして欲しい
  • 急速充電に対応して欲しい


●まとめ

心拍数・血中酸素濃度の測定時間が短くなりました!バッテリーの持ちも相変わらず長いです。
そしてTools & Mi bandと連携したことにより、Mi Band 6よりも確かにバージョンアップしていると思います。買いだと思います😋。


【おまけ】(ウォッチフェイス)

本機はウォッチフェイスも色々選べますが、私は日時とバッテリー残量表示ぐらいのシンプルなものを使っています(黒色が多い方が有機ELはバッテリー消費が少ないですし😋)。




【更新履歴:2022.9.22追記】
睡眠解析を行った時のバッテリーの持ちを追記しました。
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