GoogleアシスタントのIFTTT統合(連携)の変更に対応するためにアプレットを修正する(Google Assistant V2使用)

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2022年8月末日をもって、IFTTT上のGoogleアシスタントサービスが変更になり、Googleアシスタント(Google Home)を使う従来のアプレットが使用できなくなりました😥。我が家のスマートホームにとっては一大事です!

今回は新しいサービス(Google Assistant V2)への対応としてIFTTTのアプレット・Google Homeのルーティンを修正したので紹介します。


■GoogleアシスタントとIFTTTの連携変更に対応するアプレットの修正

●使用するIFTTTの新しいサービス『Google Assistant V2』

IFTTTのトリガーとして、従来の『Google Assistant』に代わって新しいサービス『Google Assistant V2』を使用します。

従来の『Google Assistant』と比べると以下のような点が変わっています:
  • 実行する時に『OK Google, [トリガーフレーズ]』では駄目。[トリガーフレーズ]の後に『を有効にして』を付けなくてはいけない
    • NG:『OK Google, [トリガーフレーズ]』
    • OK:『OK Google, [トリガーフレーズ]を有効にして
  • 変数が使えない
  • カスタム応答が使えない
  • 複数のトリガーフレーズが使えない
  • 今までの『Google Assistant』を使って作成したアプレットはそのままでは使えない(基本的には作り直さないといけません。後述しますが既存のアプレットのトリガーをV2に変更することはできます。)
という事で今回の変更で良いことは何もないのですが、これまでの連携は「Googleがプラットフォームで要求している変更により利用できなくなった」との事なので仕方ありません😥。
コレを使いこなすしかありません。


●アプリの設定・修正等

・IFTTTの新しいサービス『Google Assistant V2』の導入

IFTTTのトリガーとして『Google Assistant V2』を選択すると、以下の画面になるので『作成する』を選択します。

するとGoogle Homeアプリでの設定を促す画面になるので『Open Google Home』を選択します。

移動してきたGoogle Homeで『Googleと連携させる』を選択します。

開いた画面で『IFTTT』を選択すると、Google HomeとIFTTTが連携される…

される筈なのですが、残念ながら変なメッセージが出てきて連携できません😥。

後々分かるのですが、先にIFTTTでGoogle Assistant V2を使ったアプレットを作成しておかないとGoogle Homeでの連携ができません。

アプリの指示通りに進めて来たのに全くなっていませんね😠。

という訳でGoogle HomeでのIFTTTとの連携は後回しにして(『⬅(戻る)』ボタンを連打して)IFTTTのアプレットの修正を行います。


・IFTTTアプレットの修正

ここでは『Google Assistant』を使って作成した既存のアプレットを『Google Assistant V2』向けに修正する方法を紹介します。
この方法ならば、アクションに設定した内容を再入力する必要がなく、一からアプレットを作り直すよりも作成を簡略化できます。

まず既存の『Google Assistant』のアプレットを開き歯車マークを選択して編集画面に移行します。

開いた編集画面でトリガーを選択し、『triggerのサービスを変更する』を選択します。

ゴチャゴチャとメッセージが出てきますが気にせずに『続ける』を選択します。

サービスとして『Google Assistant V2』を選択します。

開いた『トリガーを選択する』画面で『Activate scene』を選択します。

開いた画面の『Scene name』にGoogle Assistantの時と同じトリガーフレーズ(ここでは『起床』)を入力し、『続ける』を選択します。

戻ってきた画面で『更新する』を選択すれば修正完了です。

IFTTTアプレットの修正は以上です。


- Google Homeアプリの設定再び (IFTTT連携)

ここまで来たら上記でうまくいかなかったGoogle HomeとIFTTTの連携を行います。

Google Homeアプリの『Googleと連携させる』でIFTTTを選択すると、今度は無事に連携されます。
Google Homeアプリの設定画面:『Linked services』にIFTTTが表示されます


この状態で、Google Home(Googleアシスタント)に『OK Google 起床を有効にして』と話かけるとアプレットのアクションが実行されるようになります。


・Google Homeルーティンの修正

我が家のGoogle HomeとIFTTTの連携はルーティンでこそ実力を発揮するので(ブログ内リンク:『★ブログ目次:■日々のルーティン(Google Home(Google Nest))』)、ここではGoogle Homeのルーティンの修正方法も紹介しておきます。

と言っても難しいことはなくて、Google Homeのルーティンの該当するフレーズの後に『を有効にして』を付けるだけです。
Google Homeのルーティンの修正


●使用感

我が家の既存の全てのアプレット(18個)は『Google Assistant V2』で実現することができました。

我が家はルーティンでの使用がメインなので、直接『を有効にして』を言うことはほどんどないのですが、やっぱり『を有効にして』を付けるのは、なんだかなぁ~と思ってしまいます。アレクサの『をトリガー』を思い出してしまいますね😅。

幸い私は既存アプレットの(Google Assistantの)トリガーで変数を使ってはいなかったのですが、使ってる方々は苦労するだろうなぁ、と思うことしきりです😖。


●改善要望点

これ以上改悪しないでくだざいね。IFTTTには月々お金を払っているのですから。


●まとめ

今回のGoogleアシスタントとIFTTTの連携の変更(ユーザーにとっては改悪)は我が家のスマートホームにとってはギリギリセーフです。

アプレット(IFTTT)・ルーティン(Google Home)の修正の手間はかかりましたが、なんとか従来通りのスマートホームの機能を維持することができました。



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