Android TV BOXをスマートホームのハブにする(スマートホームハブ)

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Stringifyがサービスを停止して以来、スマートホームのハブ(コントロールセンター:条件分岐など)に苦心してきましたが、結局中華製Android TV BOX+Automagic(or Automate)+Pushbulletの組み合わせに落ち着きました。
本図の個々の内容は『目次:■スマートホーム総合』をご覧ください

【2021.6.24追記】
Automagicのサポートが終了したので代替としてAutomateを使い始めています。そのため上図を変更しました。Automateに関する内容は今後本記事に追記していきます。


■Android TV BOXをスマートホームのハブにする

●使用しているアプリ・サービス・ハード


●メインとなるアプリ・サービス・ハード

以下にAndroid TV BOXをスマートハブとする上でメインとなるアプリ・サービス・ハードを紹介します。


・Android TV BOX

○Android OSを搭載しているSTB(セットトップボックス)。本来はFire TVのように動画配信サービス(NetflixとかPrime Videoとか)をテレビで視聴するためのものです。日本製もありますが、動画視聴を目的としない私の用途では安く入手できる中国製で十分です。
左:本体、右:リモコン

Android OSなので様々なスマホ向けのアプリが使用可能。そして消費電力が小さい(動作時の実測で3.6W)。
  • 有線LANが使えるのでコントロールセンターとしての動作の安定が期待できる。(PCをリモート起動させるWOL(Wake on LAN)の発行も安心。最近はWi-FiでもWOLを受付けるPCも多いようですが。)
  • マウス、キーボード、モニターが直結できるのでスマホより操作性が高い(USB端子2基とHDMI端子を搭載している)。
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・Automagic(Androidアプリ)

○機能:(Android TV BOXを含む)スマホ上で様々なことを自動化してくれるアプリです。

 Automagic
  • IFTTTではできない複雑な条件分岐が可能。
  • IFTTTのトリガー(IF)に設定できる(Webhooks利用)
  • IFTTTのアクション(THEN)に設定できる(Pushbullet利用)
  • ローカルのアプリなのでコマンド間に設定したウェイト(待ち時間)がクラウドサービスよりも安定している(と言いつつ、指定するアクションがIFTTTやNature Remo等のクラウドサービスなので、アクション側で時間ばらつきが発生しますが)。
  • 作成したフローをエクスポート・インポートできる。
  • 似たようなアプリにTaskerがあるが、TaskerよりもUIが分かりやすい(見解には個人差があります)。


- Automateへの移行【2022.9.15追記】

Automagicはサポートが終了しているので、現在はAutomateを使い始めています(まだまだAutomagicは使用可能なので併用中です。ゆるゆると移行しています)。
Automate (- Google Play)

機能的にはAutomagicと同等のことができます。

Automateに関する内容は以下の本ブログ内の記事をご覧ください。


・Pushbullet(クラウドサービス)

○機能:スマホやPCなどの端末間でテキスト、画像、ファイルなどのデータをやり取りができるサービスです。LINEと似たような機能ですが、基本的にLINEは他人との情報のやり取りになりますが、Pushbulletは(自分の所有する)端末間での情報のやり取りになります。
ブラウザでも使えますが、スマホ、PCそれぞれの専用アプリがあります。

Pushbullet
  • IFTTTやEventghostなどの自動化サービス・アプリのトリガーやアクションに使えるのでスマートホーム化には欠かせないサービスです。
  • 本来の使い方をしても、スマホからPCに送りたい情報・データがあるときにさっと送れて意外と便利です。メールよりLINEのほうが使いやすい、という感覚と同じだと思います。

    これでIFTTTとの情報のやり取りはカンペキです!


    本記事で紹介しているのは我が家のスマートホーム全体の概要です。個別の内容については『目次:■スマートホーム総合』をご覧ください。





    【2020.9.17追記】
    Automagicのアプリのリンク先を変更しました。
    【2022.9.15追記】
    目次・Automateに関する内容を追加しました。
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