ウェアラブルBluetoothスピーカーをサイクリングで使ってみる(Earaku J110)

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趣味のサイクリング中も音楽を聴いていたい私としては『ウェアラブルなスピーカー』はとてもとても気になるガジェットです😋。

自転車と言えども走行中って思いの外揺れるし、騒音は多いし、聞きたい音は後ろに流れてしまうし、スピーカーから音楽を聴くには不向きなんですよね~。

そんなんですが、前から気になっていたウェアラブルBluetoothスピーカーがあったので試してみました。

ウェアラブルBluetoothスピーカーをサイクリングで使ってみる(Earaku J110)

今回はその紹介になります。


ウェアラブルBluetoothスピーカーをサイクリングで使ってみる(Earaku J110)

●使用するBluetoothスピーカー(Earaku J110)

コレです。

【3WAY装着・雨でも汗でもOK!】 Earaku (イアラク) Bluetoothスピーカー 60g超軽量ミニ ワイヤレス IPX-6防水 ポータブル ブルートゥーススピーカー ステレオ 装着可能/マイク内蔵/Type-C充電/TWS対応/ハンズフリー通話 2台ペアリング アウトドア お風呂 キャンプ おしゃれ プレゼント -

ウェアラブル用途に特化したBluetoothスピーカーです。以前から存在は知っていましたが、先日タイムセールだったのでポチってしまいました。
Amazonで3599円でした(2025.8.18時点(タイムセール))。


・製品仕様(取説および本体パッケージ、メーカー製品ページより)

  • モデル:J110(※1)
  • 寸法:
    • W56 * D54 * H28(スピーカーのみ)
    • W290 * D63 * H33(着用可能なウェアラブルバンドを含む)
  • 製品重量:60g
  • Bluetooth:v5.3(有効な接続距離は8~10メートル)
  • ドライバー:口径36mm
  • ドライバーの最大出力:3W
  • 信号対雑音比:≧75db
  • スタンバイ電流:<20uA(ペアリングなしで10分経過時自動オフ)
  • 充電電圧:典型的に5V, 最大5.5VDC(USB Type-Cポート経由)
  • 充電電流:最大500mA
  • バッテリー容量:250mAh(※2)
  • フル充電時間:1.5時間
  • スタンバイ時間:18時間
  • 再生時間:最大9.5時間*(音量により異なることがあります)
  • 防水等級:IPX-6
  • 装着方法:
    • 肩周り(Tシャツなど)に装着(フックなしクリップ)
    • ポケットに掛けるか、ストラップにクリップ(フック付きクリップ)
    • 手首に着用(ウェアラブル用バンド)
Amazon商品ページより)

※1 Amazonの商品ページに記載されている『モデル:J088』は別の製品です。
※2 メーカー製品ページでの記載は700mAhです。どちらが正しいかは不明です😅。
※3 後述しますね😋。

付属品:フックなしクリップ、フック付きクリップ、ウェアラブル用バンド、取説

アレっ!?充電ケーブル(USB Type-C ⇔ Type-A)ってあったっけ😅?(多分付属しています。開封後に私がうっかりして行方不明になっただけだと思います。)


●取り付け(装着)方法

ここでは3種類の装着方法と、(サイクリング🚲️での使用を前提とした)その使用感を記載します。

フックなしクリップ、フック付きクリップ、ウェアラブル用バンド

注(?):どの装着方法でもスピーカー本体は(クリップ上で)回転可能です。本体側面にある操作ボタンを操作しやすい位置にすることができます。


・その1:フックなしクリップ

スピーカー本体とクリップの間にTシャツやサイクルジャージの生地を挟むことによってスピーカーを固定します。

スピーカーとクリップでハンカチを挟んでみました
  • ⭕️メリット:
    • スピーカー本体が薄くて軽量なので(28mm, 60g)、シャツに付けても違和感がなくスピーカーがお辞儀をする(下に傾いてしまう)こともありません
    • スピーカーを耳の近くに配置できます
  • ❌️デメリット:
    • スピーカー本体とクリップの嵌合がそれほど強くはないので、挟む生地の厚さによっては使用中に外れてしまうかもしれません。
    • クリップは薄くて硬めのプラスチックなので、(クリップに負荷がかかる本方式は)割れてしまわないか心配です
クリップは薄くて硬いプラスチックです

嵌合具合やクリップの薄さはウェアラブル性(およびコスト)を考慮してのことだろうなぁ、というのは容易に想像されますが😙。


・その2:フック付きクリップ

スピーカー本体をクリップに付けたら、フックでベルトやポケットに引っ掛けます。

  • ⭕️メリット:
    • フックで引っ掛けるだけなので、取り付け・取り外しが容易です
  • ❌️デメリット:
    • サイクリングウェアにはフックを引っ掛けるところが無いんですよねぇ😅
    • 取り付け・取り外しが楽な分、使用中に外れてしまわないか心配です
    • フックも含めてクリップは薄くて硬めのプラスチックなので、(クリップに負荷がかかる本方式は)フックなしクリップ同様、割れてしまわないか心配です


・その3:ウェアラブル用バンド(クリップ付きバンド)

スピーカー本体をバンドのクリップに付けたら、手首に巻くだけです。

手首に装着してみました
  • ⭕️メリット:
    • バンドでしっかり手首に固定するので、非常に安定していて容易に外れることはなさそうです
    • クリップに負荷がかかりづらい方式なので他の方式に比べてクリップが割れる恐れが少ないと思います
  • ❌️デメリット:
    • バンドが短いので手首にしか装着できません。スピーカーから耳までの距離がかなり遠くなってしまうので聴き心地が相当不安です

装着の安定性を考えると、(クリップに負荷がかかりづらい)この方式が一番良さそうなのですが、手首にしか付けられないのが難点です。

そこでひと工夫しました!


・ウェアラブル用バンドのアームバンド化

(伸縮性が無くて短い)付属のバンドを長いモノに変更してアームバンド化し、耳に近い二の腕(上腕)にスピーカーを取り付けられるようにしました。

問題は付属のバンド用クリップに合う長いバンドがあるかどうかです。

スピーカー付属のウェアラブル用バンドとそのクリップ

サイズがぴったりの長いバンドを見つけました!必要は発見の母ですね😋。


- 使用するバンド

アームバンド化のために購入したバンドはコレです。

wumio 固定ベルト マジックテープ 2本セット 幅3.8cm 長さ43cm 荷締めベルト 結束 固定 バンド バックル 連結 丈夫 自転車 バイク 裾留め バンド -

バンド幅はスピーカー付属のバンドを同じ3.8cmです。長さは43cmで二の腕(上腕)に巻くにも十分です。
2個入りでAmazonで630円でした(2025.8.29時点)。(2個は要らないのですが、2個入りしかなく…😅、)


製品仕様Amazon商品ページより)

  • ブランド:wumio
  • 色:ブラック
  • 素材:マジックテープ、ゴム
  • サイズ:幅3.8cm x 長さ43cm(伸縮性あり)
  • 重さ:17g/本
  • 2個セット
実測は42cmでした😅


- バンドの交換

このバンドをクリップに付けるとこんな感じです。ピッタリです😋。

これで耳に距離が近い二の腕(上腕)にスピーカーを付けられるようになりました。

左の二の腕(上腕)に取り付けたところ

このバンドには伸縮性があるので二の腕(上腕)に付けてもずれにくいというメリットもあります😋。


●使用感

以下はアームバンド化した状態での使用感になります。(この使用感もサイクリング🚲️時の使用が前提です。)

使用中は青色LEDが点灯します(左の二の腕(上腕)に装着)


・機能・性能

- 音量

屋外で音声・音楽を聴くのに十分な音量を確保できます。交通量の多い都市部の片側二車線道路をサイクリングしていても騒音に負けない音量で音楽を楽しむことができます。

一方で、(結構大きな音量なので)信号待ちで停まっていると(歩行者から)かなり注目を浴びます😅。


- 音質

屋外で音楽を楽しむのに十二分な音質です。
 
今どきの小型Bluetoothスピーカーは低音増強機能(パッシブラジエーター)を搭載しているモノが多いですが、本機にはありません。ウェアラブルとしての小型化・薄型化・バッテリーの持ちを優先した良い割り切りですね〜😋。こういう(目的のしっかりした)割り切りは私の大好物です♪


- バッテリーの持ち

仕様上は『最大9.5時間』となっていますが、サイクリングに十分な音量でバッテリーがどれぐらい持つかはとても重要な情報ですよね。

なのですが、まだ長時間の遠乗りをしていないので確認はこれからになります😅。

確認したらアップします🙇。


- 充電時間

こちらもまだ充電したことがないので分かりません😅(まだバッテリー残量0まで使ったことがないのでー😂)。仕様上は『フル充電時間:1.5時間』ですね。

こちらも確認したらアップしますね😋。

ちなみに充電ポートはUSB Type-Cです。

(参考)充電表示:

  • バッテリー少量時:再生中にビープ音
  • 充電中:赤LEDが点灯
  • 充電完了時:LEDが消灯
(充電式ガジェットの充電表示ってガジェット毎に異なっていてだんだん分からなくなってくるんですよね。と言う訳で、この記載は完全に個人的な備忘録です😅。)


- 操作性

装着方法を問わずスピーカー本体は(クリップ上で)回転可能なので、操作ボタンを好きな位置に配することができます。

この回転機能はとても便利ですよ。操作性(ボタンの押しやすさ)が一気に上がります🤩。

ボタンそのものの機能は一般的なBluetoothスピーカーと同じで直感的です。操作に迷いはありません。


- 防水性能

アウトドアでの使用を考えるとココも重量ですよね。
仕様によるとIPX6なのであまり心配はないかと思いますが。

(なかなか雨が降らないので😅)バスルームでシャワー🚿を浴びながら使ってみましたが特に問題無くスピーカーから音は出ています。


- 接続安定度・複数デバイスとの接続

Bluetooth 5.3なので要らぬ心配かもしれませんが、今のところ接続に問題はありません。

 複数デバイスとの接続は未確認です。


- 通話機能

使ってないので分かりません😅。


・そのほか(『スリーパーモードホワイトノイズ自動再生』について)

この機能(モード)はBluetoothスピーカーとしての機能とは全く別物です。

『スリーパーモード』にすると、スピーカーに内蔵(17音源)の川のせせらぎなどの環境音(?)が再生されます。
取説に用途は書かれていませんが、モードの名前から推測すると就寝時に眠りに落ちやすくする目的の音のようです。

電源ON状態で本体の『+』ボタンを2回クリックすると『スリーパーモード』と『Bluetoothモード』が切り替わります。
スリーパーモード中は:

  • 電源LED(青色)は消えています
  • Bluetooth通信は行われません
です。
うっかり誤操作で本モードになってしまった時は『+』ボタンを2回クリックして下さいね😙。


●改善要望点

  • バンドは二の腕(上腕)に巻けるように長くして欲しいです
  • スピーカーとクリップの嵌合はもっと強くして欲しいですね
  • さらにはクリップはもっと厚く柔らかくして、割れる恐れを少なくして欲しいです


●まとめ

大きさも含めた装着しやすさ、音量、音質とどれをとってもウェアラブルに特化したとても使いやすいBluetoothスピーカーです。買った甲斐がありました😊。

 薄型のBluetoothスピーカーってなかなか無いのでこのスピーカーはとても貴重だと思います。

屋外でスピーカーで音楽が聴けるって開放感がありますよね~♪私は好きです😊。



【おまけ】昔、アームバンドBluetoothスピーカーを自作してました😋!

昔(7,8年前?)に全く同じコンセプトでサイクリング時に使えるウェアラブルBluetoothスピーカーを自作(?)してました。

スマホ用アームバンドと小型Bluetoothスピーカーの組み合わせです。


この当時、既にどちらも(アームバンド、スピーカー)種類多く出回っていましたが、薄いBluetoothスピーカーを探すのに苦労しました。

このスピーカーは私が当時探した中で最薄でしたがバンドからの厚さは5cm以上,重さは約150g(スピーカーのみ)もあります。
メーカーが専用機を作るとやっぱり違いますよね〜😋。

隔世の感がありますね😙




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