故障した(動かなくなった)テレビリモコンを再生(修理)してみる(I-O DATA RC-1049-001)

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20年位使っているI-O DATAのテレビのリモコンがついに動かなくなりました。

なかなか代替品も無さそうなリモコンなので再生(修理)を試みました。

今回はこの紹介になります。


■故障した(動かなくなった)テレビリモコンを再生(修理)してみる(I-O DATA RC-1049-001)

●故障したリモコン

I-O DATAのテレビ(『地デジチューナー搭載液晶ディスプレイ LCD-DTV191XBR』)の付属リモコンです。型番はLCD-DTVRC1です。
故障したリモコン(I-O DATA LCD-DTVRC1)

I-O DATAのテレビってぼちぼちレア物だと思うので、汎用のリモコンでは対応しているモノがなかなかありません(個人の感想です)。

なので、ダメ元で分解修理を試みました。


●修理した内容

・リモコンの分解

リモコン本体はビス等を使用せずに表蓋と裏蓋が固定されているので、その間にマイナスドライバーを挿入して慎重にこじ開けます。

赤外線送信用のLED付近からドライバーを入れると簡単に明けることができました。

開けてみると基板上に実装されている電子部品は電池用の電極も含めてたったの7点です。ものすごいシンプルな構造ですね。
リモコンを分解したところ:基板上の電子部品は7点

で、不具合がありそうな点を探してみると
  • 部品のはんだ付け不良(クラック)は見当たりません
  • ボタン押下を検出する基板面には汚れが見えます
  • 電池電極にはサビがあります
な感じです。
リモコンの基板の不具合と思われる部分

これなら修理できそうな感じがあります。


・基板の拭き掃除

汚れているボタン押下を検出する基板面をウエットティッシュ(アルコール配合)で拭き掃除しました。
基板の拭き掃除


・電池電極のヤスリがけ

錆びている電池電極をヤスリがけ(紙ヤスリ)してサビを落とし、接点復活剤を塗布(スプレー)しました。
電池電極のヤスリがけ


・そのほか(ボタン樹脂の拭き掃除)

ボタンの樹脂もウェットティッシュで拭き掃除しました。


全てが乾いてから組み立てて修理作業は完了です。


●使用感

リモコンは復活しました!\(^o^)/

テレビの操作もこの通りです!
修理したリモコンでの操作『消音』時のテレビ画面表示


・せっかく直ってので…

リモコンは無事に直りましたが、いつまた動かなくなるか分かりません。
そこで汎用の学習リモコンとスマートリモコンに全てのボタンを学習(登録)させました。

Nature Remoに学習させるとこんな感じです。
Nature Remoへの登録例(Nature Remo画面)


●改善したい点

  • 電池電極に関してはヤスリがけだけだといずれまた錆びてしまうので、その後にメッキをしたいのですが…。


●まとめ

無事にそして簡単にリモコンが修理できて大満足です😋。

が、いつまた故障するか分かりません。学習リモコンへのバックアップは大切ですね。




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