カロリー分析(体重・運動・食事:ダイエット)アプリをGoogle Fitと連携する(MyFitnessPal使用)

📅
Google Fitはヘルスケア(フィットネス)データを集約する機能は優れていますが、分析には向いていないと思います(Googleって健康管理の専門家ではないので、期待もしていないのですが😅)。

なのでカロリーデータ(体重、運動(消費カロリー)、食事(摂取カロリー))の分析には別のアプリ(MyFitnessPal)を使用しています。今回はその紹介です。


■MyFitnessPalによるカロリーデータの分析

●使用するアプリ

MyFitnessPal (- Google Play)

カロリーデータ(体重、運動(消費カロリー)、食事(摂取カロリー))の分析を行うアプリです。

食事データやGoogle Fitからのフィットネスデータを元にして、その日のカロリーの多寡を教えてくれます。
MyFitnessPalの画面例

有料版になるともっと細かい栄養等のデータ分析・アドバイスもしてくれるようです(私は無料版しか使っていませんが)。


●アプリの使い方

1. 対象データ:体重・運動・食事

私の場合、体重・運動に関してはほぼ自動でデータを取り込んでいます。

データの入力方法は以下の通り:
  • 体重:Withings Health Mateアプリと連携することにより体重計の測定値を取り込むことができます(注:Withings Health Mateアプリに対応したWithingsの体重計の使用が必要です)
Withings Health Mate (- Google Play)
  • 運動(消費カロリー):Google Fitと連携することによりGoogle Fitに集約したフィットネスデータ(Strava、Sevenなどのデータ)を取り込むことができます
Google Fit: アクティビティ記録 (- Google Play)
  • 食事(摂取カロリー):こればかりは手動で入力しなくてはなりませんが、データを入力し易いように強力なアシスト機能があります
(体重・運動のデータ入力は手動でも可能です。)


2. 体重・運動(消費カロリー)の自動入力について

体重・運動(消費カロリー)を自動入力するためにはHealth Mateアプリ・Google Fitにそれぞれのデータがあることが前提になります。
本件の詳細については後述の『●他のアプリ・サービスとの連携』をご覧ください。


3. 食事(摂取カロリー)の入力について

朝食・昼食・夕食・間食(おやつ)を入力することができます。
食べたものはフィットネストラッカー等では検出できませんので😅手入力になりますが、MyFitnessPalには膨大なデータベースに基づくデータ入力の強力なアシスト機能があります。

データの入力方法は2つあります。
  • 食品についているバーコード読み取りによる入力
  • 食品名のテキスト手入力




それぞれについて紹介します。


3-1. 食品についているバーコード読み取りによるデータ入力

バーコードがMyFitnessPalのデータベースに登録されている食品(お弁当、パンなど何でも!)であれば、バーコードを読み込むことによって、カロリー等のデータを読み込むことができます。

以下はコンビニ(LAWSON)で売っているカレーパンをバーコードによって登録する例です。
スパイス香るビーフカレーパン(LAWSON)

アプリを起動してホーム画面で右下の『+』を選択します。

開いた画面で『フード』を選択します。

開いた画面で『夕食』等、食事のタイミングを選択します。

開いた画面で右上のバーコードマークを選択します。

開いたバーコード読み取り画面でカレーパンのバーコードを読み取ります。

読み取ったバーコードの商品がMyFitnessPalのデータベースに登録されていると、そのデータがアプリの画面に表示されます。
バーコード読み取りにより表示された食品データ

アプリに表示されたデータは、食品包装の表示とバッチリ合ってますね。

後はこのデータを登録するだけです。

バーコードかデータベースに登録されていない食品は以下のテキスト手入力によりデータを検索します。


3-2. 食品名のテキスト手入力によるデータ入力

上記のようなバーコードのない食品でもMyFitnessPalのデータベースは入力を大いにサポートしてくれます。


3-2-1. 食品のズバリそのものがデータベースにある場合
ここでは吉野家の牛丼を例に説明します。
吉野家 牛丼(小盛)

アプリを起動してホーム画面で右下の『+』を選択します。

開いた画面で『フード』を選択します。

開いた画面で『夕食』等、食事のタイミングを選択します。

開いた画面で上の検索欄に『牛丼 吉野家』と入力します。

するとデータベースに登録されている吉野家の牛丼の候補が表示されますので、『牛丼(ミニ)吉野家』を選択します。

するとそのデータがアプリの画面に表示されます。
吉野家の牛丼(小盛)のデータ

後はこのデータを登録するだけです。


3-2-2. 食品のズバリそのものがデータベースに無い場合
食品の検索画面でテキストを入力すると候補が表示され、この中から選ぶ事になります。
候補の中にはズバリの品目が無い場合には『それらしい品目😅』を選択することになります。

トーストを例に紹介します。

トーストを検索すると候補がいくつも出てきますので、一番合致しそうなモノを選択します。食堂等でカロリー表示がある場合などはそれに近い項目を選ぶのが良いと思います。
ここでは一番上の『トースト(トースト)』を選択してみました。

すると、そのトーストデータが出てくるので後は登録するだけです。

ところで選んだ品目の数値は調整することができます。摂った量に応じて分量を調整してください。例えばトーストの場合、『分量(単位:人前)』を2.0にするとカロリー等の数値が(上記1人前と比べて)すべて2倍になります。
『分量』を2倍にするとすべての数値が2倍になります


MyFitnessPalの食品データベースは膨大で『ごはん』『味噌汁』『回鍋肉』など大抵の食品は登録されています。
『ごはん』の検索結果

『味噌汁』の検索結果

『回鍋肉』の検索結果

また、このデータベースはユーザーがデータを登録することができます。
なので膨大なデータが揃っているのですね😋。


食品の検索方法なんですけど、今どきなんでGoogleレンズとかで食事の写真を撮ったらカロリーに変換してくれる機能ってできないですかね😅。


●他のアプリ・サービスとの連携

・Withings Health Mateアプリとの連携

Withings Health Mateアプリと連携して体重情報を自動入力するためにはWithings Health Mateアプリに対応した体重計の使用が必要です(詳細はこちら『毎日の体重をWi-Fi経由でスマホに自動記録する(Withings Body+使用)』をご覧ください)。

MyFitnessPalの『設定』画面で『アプリとデバイス』を選択します。

開いた『アプリおよびデイバイス』画面で『Withings Health Mate』を選択します。

あとはアプリの指示に従って連携します。連携が完了できたことはWithings Health Mateアプリでも確認できます。連携できるとWithings Health Mateアプリの『パートナーアプリ』でMyFitnessPalのアイコンの右上に緑のドットが表示されます。

・Google Fitとの連携

(Google Fitと連携して消費カロリー情報を自動入力するためにはGoogle Fitに消費カロリー情報を集約しておく必要があります。)

MyFitnessPalの『設定』画面で『アプリとデバイス』を選択します。

開いた『アプリおよびデイバイス』画面で『Google Fit』を選択します。

あとはアプリの指示に従って連携します。連携が完了できたことはGoogle Fitアプリでも確認できます。連携できるとGoogle Fitアプリの『接続済みのアプリ』でMyFitnessPalが表示されます。


睡眠データなどの解析はMyFitnessPalではできませんが、今後、別の解析アプリの登場を期待しつつ、Google Fitにデータを溜め込んでいます。




0 件のコメント: