『CASIO
Collection』のラインナップでBluetoothでスマホと連携できるモデルが発売されました。所謂『チプカシ』に分類されるモデルだと思いますが、Bluetooth対応モデルが出るとはちょっと意外でした😎。
とてもとても気になったので購入してみました😊♪
今回はこの紹介になります。
■Bluetooth対応のチプカシを使ってみる(CASIO WS-B1000-8BJF)
●使用するハード・アプリ
・使用するハード(CASIO WS-B1000-8BJF)
今回購入したチプカシはコレです。
カシオ コレクション [カシオ] 腕時計 カシオコレクション【国内正規品】Bluetooth搭載 10気圧防水 WS-B1000-8BJF メンズ ベージュ - Amazon |
カラーは3色(ブラック/ブルー/ベージュ)から選べますが、反転液晶好きの私は本品(ベージュ)を選びました。
Amazonで6,930円でした。
- 製品仕様(Amazon商品ページおよび取説より)
- ブランド:CASIO Collection(カシオ コレクション)
- 型番:WS-B1000-8BJF
- 10 気圧防水機能
- スマートフォンと連携しない場合は、通常のクオーツ精度(平均月差± 15 秒)で動作
- モバイルリンク機能(対応携帯電話とのBluetooth® 通信による機能連動)
- Bluetooth通信距離:~2m(環境により変化)
- デュアルタイム(ホームタイムとの時刻入替機能付き)
- 歩数計測機能・歩数表示範囲:0 ~ 999,999 歩・目標達成率表示(目標歩数設定範囲:1,000 ~ 50,000 歩、1,000 歩単位)・ステップリマインダー機能(一定時間の間に歩行が少ないと表示と電子音でお知らせ、ON/OFF 切替付き)・歩数グラフ(1 時間毎の歩数を7 時間分6 段階でレベル表示)・ステップインジケーター表示
- ストップウオッチ(1/100 秒(1 時間未満)/1 秒(1 時間以上)、24 時間計、ラップ/ スプリット付き)計測データを最大200 本メモリー(計測年・月・日・時・分、ラップ/ スプリットタイム)
- タイマー(セット単位:1 秒、最大セット:60 分、1 秒単位で計測)
- 時刻アラーム5 本・時報
- 電池切れ予告機能
- パワーセービングON/OFF 切替機能
- 電池寿命(新品の電池の場合):
- 約44ヶ月(パワーセービング機能(週5日間6時間節電レベル1+週2日時計装着なし)がオンの場合)
- 約33ヶ月(パワーセービング機能がオフの場合)
- フルオートカレンダー
- 12/24 時間制表示切替
- 操作音ON/OFF 切替機能
- LED バックライト(残照機能、残照時間切替(1.5 秒/3 秒)付き)
- 文字盤カラー:グレー(🤔???)
- 留め金:タングバックル
- ケース
- ケース素材:樹脂
- ケース直径・幅:41.3 millimeters
- ケース厚:11.6 millimeters
- バンド
- バンド素材・タイプ:樹脂
- バンドサイズ:145mm-215mm
- バンド幅:22.2 millimeters
- バンドカラー:ベージュ(🤔???)
- ベゼル
- ベゼル素材:樹脂
- ベゼル機能:固定ベゼル
- 本体重量:36 g
付属品:取説 |
取説はメーカーサイトのこちらから見ることができます。
- Bluetoothによるスマホとの連携(モバイルリンク機能)
スマホと連携できる主な機能(項目)は
- 自動時刻補正(1日4回 ※1)
- 歩数データの転送
- ストップウォッチデータの転送
- 時計の各種設定
- スマーフォンを探す
です。
※1 時刻合わせのタイミングは午前12時半頃、午前6時半頃、午後12時半頃、午後6時半頃になると自動で接続して時刻が合います。時刻合わせが終了すると自動で接続が解除されます。
- スマホから時計への(SNSなどの)通知機能はありません
- 本体に搭載しているセンサーは加速度センサーだけのようで、測定・転送できるライフログは歩数だけです
・使用するスマホアプリ(CASIO WATCHES)
スマホアプリはコレです。
CASIO WATCHES:CASIOファン必見のアプリ (- Google Play) |
CASIOの純正アプリですね。
G-SHOCKなどのCASIOのBluetooth対応モデルと連携することができるアプリです。
●使用感
・スマホとの連携
- スマホアプリ(CASIO WATCHES)の使い勝手
【ペアリング】
スマホと時計のペアリングまでには
- CASIO IDの登録
- 時計のモデルの登録
- ペアリング
の手順が必要ですが、迷う事は無いと思います😊。
ペアリングまでの手順(CASIO WATCHES画面) |
【設定画面】
(使いづらいモノが多い)ハードウェアメーカーの純正アプリの中では、直感的で使い易いと思います。
時計の設定画面(CASIO WATCHES画面) |
普段はスマホと時計はBluetoothで接続されていません(時計の電池の消耗を抑えるための配慮と思います)。
スマホアプリから時計の設定を変更する時には都度都度アプリと時計本体でBluetooth接続する必要があります。
スマホアプリからの時計の設定をする時には都度Bluetoothの接続が必要です(CASIO WATCHES画面) |
時計の設定は時計本体でも出来ますが、スマホを使えば時計のボタンの機能を覚えなくて済むので、これは意外と便利ですね😋。
(CASIOの腕時計のボタン操作はだいたい統一されていますが、搭載している機能などによってはビミョーに異なる時があるので。)
- 時刻補正
取説によると時刻補正は1日4回(午前12時半頃、午前6時半頃、午後12時半頃、午後6時半頃)自動で行われます。
時計とスマホの距離が2m以内(Bluetooth Class
3?)でないと時刻補正は行われないようですが、スマホによる時刻合わせができない場合でも時計本体の平均月差は±15秒なので十分な精度だと思います。
時刻補正はバックグラウンドで行われるのでアプリのバックグラウンド動作の制限は解除して私は使っています。
CASIO WATCHES画面アプリのバックグラウンド使用制限の解除(CASIO WATCHES画面 & Android画面) |
- そのほかの連携機能
私は本時計の自動時刻補正以外のスマホ連携機能は使っていないので確認していません😅。
・電池の持ち(寿命)
- 寿命時間
本機は充電すること無しにBluetoothでスマホと通信を行うのでこれは気になるところです。
(本機は『パワーセービング(節電)』機能を搭載しているので、メーカーとしても配慮していますね😋。)
取説によると電池寿命(新品の電池の場合)は
- 約44ヶ月(パワーセービング機能(週5日間6時間節電レベル1+週2日時計装着なし)がオンの場合)
- 約33ヶ月(パワーセービング機能がオフの場合)
なので十分に長持ちだと思います。
実際に使ってみた訳ではないので本当のところ電池がどこまで持つのかは分かりませんが😅。
本件は今後アップしていきますね😋。
- パワーセービング(節電)機能
取説によるとパワーセービング機能とは
- パワーセービング機能をオンにして、午後10時から午前6時の間に時計を約150分間置いておくと画面の表示が消えて、レベル1(※2)の節電状態になります。この状態が6~7日続くと、レベル2(※3)の節電状態になります。
です。
※2 『レベル1の節電状態』:画面表示をOFF。スマホとのBluetooth接続は可能
※3 『レベル2の節電状態』:全ての機能をOFF
非常にざっくり言うと『ヒトが寝ている間は画面をOFFにして電池の消耗を抑える』機能のようですね。良く考えられた機能だと思います。
節電状態の例(レベル1) |
のどちらかです。
節電状態(パワーセービング機能)の解除方法 |
【パワーセービング機能の設定】
パワーセービング機能の出荷時設定(初期値)はOFFなので使いたいときは時計設定画面からONにする必要があります。
パワーセービング機能の設定(CASIO WATCHES画面) |
- そのほかの節電機能
本機はパワーセービング機能以外にも(少しでも)電池寿命を延ばす機能が用意されています。
- 操作音ON/OFF切替:出荷時設定(初期値)ON
- LED バックライト残照時間切替(1.5 秒/3 秒):出荷時設定(初期値)1.5秒
音や光はとても電池を消耗しますよね。日本メーカーらしい痒いところに手が届く配慮です😋。
本体操作を頻繁に行う場合には適切に設定したほうが良いと思います。
・装着感と色合い(カラー)
本体(黒い部分含む)もバンドも樹脂製です。薄型・小型でスマートなチプカシらしい装着感は魅力ですね😋。
チプカシらしい薄さです♪ |
色合い(カラー)についてですが、Amazonの商品ページでは『文字盤カラー:グレー』『バンドカラー:ベージュ』となっていますが、実物は
- 液晶の文字色がベージュですね😋
- ハンド色は非常に淡いグレーです😁
です。
液晶の文字色はベージュ、バンド色は非常に淡いグレーです |
バックライト点灯時の文字色はオレンジ(アンバー)です。
バックライト点灯時の文字色はオレンジ(アンバー) |
・文字盤(反転液晶)の見易さ
文字はちょっと小さ目です(少しでも電池を長持ちさせるためですかね😋?)。
手元にある反転液晶チプカシ(W-217HM-7BVDF)と視認性を比べてみましたが、多少は向上している感じです(濃淡(コントラスト)が少し強くなっているように思います。見易さの改善は液晶の性能が向上したと言うよりは文字フォントが細くなったおかげですかね😅)。
反転液晶表示の比較(vs. W-217HM-7BVDF) |
ですが反転液晶チプカシのそもそものところとして、
- 視野角:(相変わらず)狭いです
- 直射日光下での視認性:(相変わらず)悪いです
です。
ここら辺はなんとかならないですかねぇ~。
ちなみに(知人所有の)G-SHOCKの反転液晶とも比較してみましたが、さすがに敵わないですね。G-SHOCKの方が視野角も広く圧倒的に見易いです。価格の違いですね😋。
反転液晶表示の比較(vs. G-SHOCK GMW-B5000) |
●改善要望点
- パワーセービング機能の有効な時間帯を選択できると更に良いと思います
- 反転液晶の視認性を向上させて欲しいですが、チプカシの価格を考えると欲張りな要望ですかね😅
●まとめ
自動時刻補正とスマホから時計の設定ができる事は便利だと思います。薄型・小型でスマートさを忘れていないチプカシっぽさも魅力です♪
出来ることは限られていますが、充電不要なチプカシにスマホとのBluetooth連携機能が搭載された事は画期的なことだと思います!
我が家では短波ラジオに付けて、正確な放送時刻の確認に使っています♪
Bluetoothによる時刻の自動補正は(屋内では電波時計の電波が届かないこともある)据え置き型の時計にも(こそ?)是非搭載して欲しい機能です。
今後の機能アップにも期待です!