【連載】無料アプリで音声ファイルの文字起こしを試みる [ー 随時更新 ー]

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上手くいきそうでいかない録音した音声ファイルの文字起こし(テキストデータ化)をあれこれ試してみる連載です。
音声ファイルの文字起こし(テキストデータ化)


■【連載】無料アプリで音声ファイルの文字起こしを試みる

本連載は目次の一番下『1.』がスタート記事です。

1.【2021.11.17】『Google ドキュメントで文字起こしを試してみたのですが…』

Google ドキュメントを使えば文字起こしができる、とう情報がありましたので試してみました。
今回の目次

1-1. 使うアプリ・サービス

今回使ったのはこのアプリ(サービス)です。
Google ドキュメント

Googleが出しているOfficeアプリですね。MicrosoftのOfficeだとワード(’Word)に相当するものです。
音声入力に対応しています。Google Home(Google Nest)で優れた音声認識力を発揮しているGoogleなので期待大ですね。


1-2. アプリの使い方

Google ドキュメントアプリを開いたらメニュー『ツール』で『音声入力』を選択します。

するとウィンドウの左側にマイクのアイコンが現れます。

コレをクリックすると入力された音声の文字起こしが始まります。

試しにNHKラジオニュースをかけた状態でマイクアイコンをクリックしました。
NHKラジオニュース

するとマイクアイコンの色が変わって文字起こしを開始するハズなのですが…。

『聞こえませんでした』と怒られてしまいました😣。

ポイントはWindowsの音声の設定です。
Windowsの『サウンド』設定の『録音』タブで『ステレオミキサー』を『規定のデバイス』にする必要があったのです。
Windowsの『サウンド』設定ウィンドウ

この設定の後に再びNHKラジオニュースをかけた状態でGoogle ドキュメントのマイクアイコンをクリックすると、

NHKラジオニュースの音声の文字起こしの成功です!\(^o^)/

簡単ですね!


1-3. 大問題点(課題)😡!

なのですが、実際に講演をボイスレコーダー(ICレコーダー)で録音した音声ファイルに対してこの方法で文字起こしを行ったところ、Google ドキュメントが途中で文字起こしを止めて待機状態になってしまいました。

この待機状態で再びマイクアイコンをクリックすると文字起こしを再開するのですが、待機中の音声は文字起こしされないので使い物になりません。

問題点は音声ファイルの録音品質にあると感じています(ボイスレコーダー(ICレコーダー)の性能ではなくて、話者とレコーダーの距離とか、空間の反響とか、暗騒音とかの影響だと思います)。
私が聞く分には、S/Nも良く十分に品質の良い録音と思える音声ファイルでもダメでした…😣。

この連載ではこの点(録音品質)の改善を目指し、今後あれこれとトライしてみたいと思っています😋。





0.★★★使用しているボイスレコーダー(ICレコーダー)

今どきスマホでもこうした録音することができますが、録音品質や使い勝手の良さを考えて私は専用機であるボイスレコーダーを使っています。


小型で安価。録音品質も良く、オーディオプレーヤーやFMラジオを内蔵しているのも魅力のひとつです。

USBコネクタ(スライド式)を内蔵しているのでPCとの接続もケーブル不要です。長時間(大容量)の音声ファイルの移動も簡単です。
上記Amazonの商品紹介ページより

もちろん本体にマイクを内蔵していますが、私は必要に応じてタイピン型の外部マイクも使用しています。
ソニー コンデンサーマイク ステレオ/ICレコーダー・ビジネス用 ECM-CS3 - Amazon





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