Wi-Fi連携で時刻もずれないので非常に便利なのですが、照度(明暗)センサーのないタブレットなので昼間の明るさにしておくと、寝ている時は眩しくてしょうがありません。そこで部屋が暗いときには時計の画面表示も暗くしたくてスマートホーム化(😅?)を行いました。
トリガーとしてNature Remo(第一世代)の照度センサーを使います。
■部屋の明暗に応じたタブレット画面の明るさ調整の設定
●使用するアプリ・サービス
本プログではおなじみのアプリ・サービス達ですが、今回の使用方法を簡単に紹介します。
- Nature Remo:室内の照度(明暗)センサーとして使います。
- IFTTT:Nature Remoからの照度情報に基づいてPushbulletのメッセージを発信します。
- Pushbullet:IFTTTとAutomateのつなぎ役です。
- Automate:Pushbulletのメッセージに応じてタブレット画面の明るさを調整します。
- 時計:
アプリ名通りのシンプルな時計です。
- 大きな表示で見易い
- 表示する項目のカスタマイズが可能
- 表示する文字や背景の色のカスタマイズが可能(無料版は一部のみ)
なので置き時計として良い感じだと思います。
●アプリ・サービスの設定方法
ここでは『室内が暗くなったらタブレット画面を暗くする』を例にとって、アプリ・サービスそれぞれの設定方法を紹介します。
・Nature Remoの設定
本件に関する個別の設定は特に必要ありませんが、
- IFTTTとの連携
が必要になります。
・IFTTTの設定
作成するアプレット(レシピ)は以下の通りです。
- IF(トリガー):Nature Remoから暗くなった情報を受け取る
- THEN(アクション):Pushbulletで『暗い』を含むメッセージを発信
(IFTTTのアプレット(レシピ)の作成方法についてはこちら:『スマホ自動化:AutomateをIFTTTのアクション(THEN)に設定する(Pushbullet使用)』を確認ください。)
- IF(トリガー):『Nature Remo』>『Becomes darker』
選択した画面では
- Which devece:『Remo』
- What darkness level:『Dark』
- THEN(アクション):『Nature Remo』>『Push a note』
選択した画面では
・Pushbulletの設定
本件に関する個別の設定は特に必要ありませんが、
- IFTTTとの連携
- 時計アプリ、Automateと同じタブレットにインストール
が必要になります。
・Automateの設定
作成するフローは以下の通りです。
- ブロック:Pushbulletメッセージ『"暗い"を含む』を受け取る
- ブロック:タブレットの画面を暗くする
(Automateのフローや各ブロックの作成方法についてはこちら:『スマホ自動化:TaskerではなくてAutomateを使ってみる』を確認ください。)
- ブロック:Pushbulletメッセージ『"暗い"を含む』を受け取る
ブロックの在り処:『Search Blocks...』>『Apps』>『Plug-in event』
この画面で『プッシュを受け取る』を選択します。
- ブロック:タブレットの画面を暗くする
ブロックの在り処:『Search Blocks...』>『Settings』>『Screen
brightness set』
選択した画面で『Brightness』には『0』を指定します。
・タブレット(システム)の設定
時計が動作中にスリープモード(ロック画面)にならないように以下の設定をします。
(古いタブレットなので設定画面が古い(Android
5.0)ですがご了承ください。)
- スリープ:『常時ON(スリープにしない)』
- スクリーンセーバー:『OFF』
そして、『明るさのレベル』はAutomateから制御できるように自動ではない状態にします。
・時計(デジタルクロックアプリ SHG2)の設定
お気に入りの表示設定にしたら、
以上ですべての設定は完了です。
時計を起動すれば、あとは部屋の明暗に応じて時計画面の明るさも変化します。