一家に1台あると便利な乾電池チェッカー。今まで我が家では格安テスターに乾電池ホルダー(単3・単4)を付けてチェッカー専用機として使っていましたが、電池の着脱が楽な良さげなモノを見つけたのでポチッてしましました😙。
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今回はこの紹介になります。
■電池の着脱が楽ちんな乾電池チェッカーを使ってみる(Dlyfull DB1)
●使用するハード(電池チェッカー Dlyfull DB1)
コレです。
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Dlyfull 電池チェッカー 充電電池/乾電池 バッテリーチェッカー 単1・単2・単3・単4・9V・1.5V/LRボタンに対応、小型&高精度 使い勝手&測定簡単 充電式 電池残量チェッカー -Amazon |
手軽に乾電池の残量のチェックができるチェッカーです。
これまでの巷のチェッカーより測れる電池の種類が多く、しかも簡単に測定できます😋。
Amazonで2780円でした(2025.5.17時点)。
・製品仕様(Amazon商品ページおよび実使用より)
- メーカー:Dlyfull
- 品番:DB1
- 対応乾電池
- タイプ:単1, 単2, 単3, 単4, 9V(006P), コイン型(CR2032), ボタン型(LR44), 21700, 26650, 18650, CR2, CR123Aなど
- 測定レンジ(電池の公称電圧):1.2V、1.5V、3.0V、3.7V、9.0V
- 測定精度:不明
- オートパワーオフ機能(実使用で確認):有り(約5分)
- バッテリー:140mAh(充電式)
- USB type-Cケーブルにより充電
- フル充電で15時間以上の連続使用が可能
- サイズ:9.8 x 3.2 x 6.5 cm
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付属品:充電用ケーブル、取説(日本語対応) |
●使い方
電池を溝(スロット)に置いて電極ではさみ『SELECT」ボタンを押すとLCD(?)が点灯し電圧を測定します。簡単ですね😋。
溝(スロット)の左端にあるプラス電極が磁石になっているので、磁力で電池がピタッとくっついて電気的接触が常に確保されます。安定して測定をすることができます。
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Amazon商品ページより |
測定レンジ(測定する電池の公称電圧)の設定(選択)は『SELECT(電圧選択)』ボタンを使って手動で行います。
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Amazon商品ページより |
このレンジの設定は電池の良否の顔マーク判定(☹️POOR・😐WEAK・🙂GOOD)に使うだけなので、電圧値を知りたいだけなら設定(選択)は不要です。
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Amazon商品ページより |
●使用感
・使い勝手
- 電池のセットし易さ
電池のセットはワンアクションでとてもとても簡単です。
チェッカーの電極に磁力で電池がピタッとくっついてくれるので電気的接触が常に確保されます。安定して測定をすることができますね。
いままでテスターでは面倒くさかったコイン電池・ボタン電池の測定も楽ちんです♪
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9V電池(006P)だけは異なる電極を使うのでセット方法が違います。
専用の電極に電池のマイナス電極を手前にしてセットします(スライド式の電極のセットは不要です)。
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- 測定可能な電池(種類)
製品の構造上(スライド式電極)、使える電池の種類はかなり豊富です。恐らく市販の電池はほとんど測定できるのではないでしょうか。
100均(Seria)で仕入れた電池でいろいろと試してみました。
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電池いろいろ |
単1電池も単5電池も大丈夫です。
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コイン電池・ボタン電池に関しても(製品仕様にある)CR2032, LR44以外も測定できます。
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ただSR626(直径6.8mm*厚さ2.6mm)は小さすぎて溝(スロット)に置いた状態では電圧を測定できませんでした🥲。
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SR626(ボタン電池)の測定 |
が、溝からちょっと浮かせてプラス電極(左端)に付けると(磁力でくっつくので面倒ではありません)、問題なく電圧残量を測定できます😋。
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磁力で電極にくっつくのでSR626も(溝から浮かせれば)簡単に測定できます |
・測定精度
- テスターとの比較
製品仕様に記載がない測定精度に関して、手持ちのテスターと測定値を比較してみました。
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測定値を比較してみました |
結果はこんな感じです。
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テスターの測定値とは最大4%ぐらいの差ですね。電池の良否判定という観点では十二分な精度だと思います(我が家のテスターの精度がどの程度か分かりませんが、多分チェッカーよりは良いと思いますが😅)。
特記事項としては(製品仕様の9Vを超える)公称電圧12Vの『27A(アルカリ電池)』も測定することができました。これは便利だと思います。
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27A電池の例:LiCB 5本セット 27A 12Vアルカリ電池【A27、G27A、PG27A、MN27、CA22、L828、EL812、L27A互換 】 -Amazon |
普段あまり馴染みがない乾電池ですが我が家では使っています😋。
- 測定レンジの影響
『SELECT』ボタンでどの測定レンジ(公称電圧)を選択しても測定される電圧値は同じです😙。安心ですね。
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測定レンジを変えても電圧の測定値は同じです |
・バッテリーの持ち・充電時間
- バッテリーの持ち
購入したばかりなのでまだ分かりませんが、製品仕様によると『15時間連続使用可能』なので、まあまあ電池切れの心配はないでかね😋。
チェッカー本体にバッテリーの残量表示があって良いと思います。
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チェッカー自体のバッテリー残量表示 |
- 充電時間
これも購入したばかりなのでこれからの確認です。分かったらアップしますね😋。
- 充電中の測定の可否
充電しながらの測定(パススルー)は可能です。
・そのほか(オートパワーオフ)
何処にも書いてありませんが😅、本機はオートパワーオフ機能を搭載しています(操作をしなくなってから5分程度でOFFします)。OFFし忘れがなくて便利です😋。
●改善要望点
- 毎日使うものではないので、電源は充電式ではなく交換式の乾電池にして欲しいです
- 電圧のセレクター(測定レンジ)は不要だと思います(レンジを選択している時点で使用者は電池の公称電圧を把握しているので😅)。
●まとめ
テスター並みに多種類の電池を測定することが可能で、しかもテスターよりも電池のチェックに特化した使いやすさがあります。使い勝手の良い乾電池チェッカーです。
充電池(ニッケル水素)など本数の多い時の確認や、コイン電池などのテスターの当てづらい電池の電池残量も簡単に確認できるようになりました。
またひと手間が減りました。これも立派な我が家のスマートホーム化です😋。
○参照サイト(外部リンク ⧉)
- ボタン形電池・コイン形電池の品番早見表 - maxell
- 電池の規格について - 一般社団法人電池工業会